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ちょっと古い2番目の蔵。 地図の一番蔵。いよいよ蔵めぐりのスタートです。 会長の用意して下さった、八ヶ岳くらフォーラム作成の、笹原集落の蔵と鏝絵案内地図を片手に皆で、 スタンプラリーの様に目指す蔵を探しながらの散策です。 地図の一番蔵。 鏝絵がどういう所にあるのか様子も分からずにおり、写真の鏝絵は見ずに素通り。 後で気が付きましたが、ちょっと残念。
土壁の落ちた所を見ると、中は井籠造りの板倉の様でした。 |
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ちょつと古そうだか、立派な5番蔵。 こちらもちょっと古そうだが、立派な6番蔵。 龍のかなり細かい部分も残っていました。 鏝絵を探しているうちに、家紋と鏝絵と付ける向きに何かルールでもあるのかなとちょっと疑問。 |
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落ち着いた感じの8番蔵。 9番蔵。 11番蔵。 |
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凝った造りの13番蔵。 屋根には、懸魚も付いていました。 | |
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素晴らしい鏝絵の18番蔵。 16番蔵。 13番蔵と作風が似ているが、同じ作者かな。 |
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板蔵。 8番蔵がわからずに探しているとお爺いさんが親切に案内して下さいました。 御年90うん歳だそうです。 お爺いさんのお家の蔵。 凝った鏝絵は無いが、板蔵も合わせて、ここ笹原には90余りの蔵があるそうです。 鏝絵は左官職人が施主へのお礼として作ったものだそうで、 ここ笹原からは、伊豆松崎の入江長八の弟子の今泉善吉の弟子として学んだ、 小川天香が出ているそうで、茅野・富士見にかけてはかなり鏝絵も残っているそうです。 諏訪大社上社の絵馬堂には、大きな鏝絵の額が奉納されていますが、 これが小川天香の作だとすると、24歳の時の作品ということになります。 板蔵。 この2軒はいずれも落とし板倉というものだそうです。 わざわざ来て下さった村のガイドさんの案内で、火の番地蔵さんを見学します。 笹原の集落には、4体の火の番地蔵尊があるそうで、案内していただいたのは、 防火に霊験のある、京都・愛宕神社・旧白雲寺の愛宕権現の本地仏である勝軍地蔵でした。 彩色しなおしたばかりなのか、色鮮やかなお地蔵様でした。 |
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勝軍地蔵は、鎌倉時代以降に武家に信仰されたそうです。 愛宕権現の勝軍地蔵は、明治の廃仏毀釈の折に金蔵寺に移されたそうです。 他の3体は、馬には乗っていませんでしたが、地蔵でありながら何れの社にも御柱が建っているのが面白かったです。 午後からは、プラネタリュームのドームを使った宇宙探査機・ハヤブサの帰還映画を見ようということで、 上映している八ヶ岳自然文化園へと向かいました。 ここの食堂も冬季間につき休業だそうで、研修室をお借りして、お弁当を食べることになりました。 売店には、ビールも置いてなかったそうですが、会長さんがお土産用に売っていたのを見つけたとかで、 貴重なビールで乾杯しての食事となりました。 ハヤブサ上映の2時までは、まだかなり時間があるので、ちょうどここでやっているオーロラ交響曲の映画を見る組と、 少し上にある八ヶ岳美術館でやっている菊池昇栄多と星女展を見る組に分かれることになりました。 その前に、館内をちょっと見学。 |
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