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第九十六回自然と歴史探訪[黒耀石の道と県宝・仏岩] |
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仏岩:宝篋印塔 |
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今日は生憎の曇空ですが、さすがに8月、蒸し暑い中での出発となりました。 今回最初に訪れるのは、第23回の笠取峠の探訪の帰り道に教えていただいた、仏岩です。 バスは、茅野から大門街道を白樺湖へと向かいます。 バスの中では、長和町からいただいたという、立派なパンフレットを見ながら、今日訪れるところの説明をしていただきます。 白樺湖岸のホテルも、この夏のシーズンにもかかわらず閉店に追い込まれた所が多く、人影も少なくちょっと寂しげでした。 今年のこの天候では、山小屋の方も人の入りが少なく、大変の様だそうです。 白樺湖を過ぎて、大門峠をしばらく下ると突然、眼前にこれから出かける、仏岩の岩峰が見えてきます。 三っ並んだ、岩の一番左の山頂に、お目当ての宝篋印塔が見えます。 バス停のちょっと手前で、バスを降りて登山口へと向かいます。 入り口にある、立派な案内板の前で先生の説明を聞いて、これから200mぐらいの上りに挑戦です。 登る人もそう多くはなさそうですが、良く整備された道が続きます。
この山は花の種類も豊富だそうで、すぐにヤマホトトギスの花に出会いました。 山は、疑灰角礫岩で火山活動により堆積して出来たものだそうで、かなり大きい石が固まって出来ておりました。 途中に立派な東屋があり、そこで一休み。 緑に囲まれて、涼しげですが、今日は湿度も高く蒸し暑く感じました。 ここからは、ちょっと登りも急になりますが、ミズナラ・コナラに囲まれた気持ち良い登りが続きます。 濡れた岩場を過ぎると、最初の梯子が出て来ます。 ここで、皆さん杖を預けて、最後の登りにかかります。 |
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