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真秀寺ご本尊の大日如来坐像。 鎌倉〜室町時代の寄木造りの仏像だそうで、ここ真秀寺の創建が室町時代ですから、 そのころからのご本尊でしょうか。 岡谷市の指定文化財にもなっているそうです。 このお寺には、他にも何点かの文化財が保管されています。 清涼大師坐像。(向かって左)奈良時代の唐の僧・清涼大師澄観は当地にも逗留しておられたそうですが、 像は江戸初期の寄木造りで、上社神宮寺・如法院にあったものが、 明治の廃仏毀釈で神宮寺が取り壊されるさいに移されたものだそうです。 その他にも、下社神宮寺から移された般若十六善神図像・室町時代も あるそうですが、こちらは毎年6月の不動尊例大祭の時に開帳されるそうです。 制乇迦童子。 脇士の矜羯羅童子像。 背の低いのが、セイタカドウジだそうです。 欅の一木からこれら三体は造られているそうです。 (三体・市指定文化財) 江戸末期の立川流・立川和四郎富昌の次男・立川専四郎富種39才の作だそうで、 これも上社神宮寺・如法院にあったものだそうです。 明王は如来から比べると三代下に位置するそうですが、不動明王は大日如来の使いとも、 同体とも言われているそうです。 子安地蔵はあるが、子安不動は珍しいそうです。 当真秀寺にはかって、書の大家で梅真庵玉骨道人という住職が居られたそうで、 その人の書、拓本等が残されていました。 下社・夏の遷座祭に春宮に立つ幟の揮毫主でもあるそうです。 隣にある公会所の裏手に、西国三十三観音像がありました。 これは、高島藩の石工頭の山田平蔵と倅の金佐衛門の合作だそうで、 市の指定文化財にもなっているそうです。 平蔵は、春宮の大鳥居、諏訪藩主の墓などを作った名工だそうです。
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平蔵作の釈迦三尊。 慈雲寺参道入り口にある龍の口の像は、 平蔵が高遠に修行に行って1年目、13歳の時に腕試しに彫ったものだそうです。 左から、普賢菩薩・釈迦如来・文殊菩薩。 美しくなりたい方は、六牙の白象に乗った普賢菩薩を、 頭が良くなりたい方は獅子に乗った文殊菩薩に御参り下さいとの事でした。 |
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