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第六十二回自然と歴史探訪[霧ケ峰を愛する二人を囲んで] |
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八島湿原: | |
今回スケジュールが海外組と重なった様で、多少参加者も減った様ですが、 天気の方は絶好のマリオ晴れとなりました。 和田峠線の工事があり、今日は上諏訪側から八島の駐車場へと向かいます。 強清水を過ぎて、八島へ向かうと右手に車山へ続く岩交じりの山が見えてきます。 ゴマイシヤマというのだそうで、横山先生によると若い頃にはゼンマイが桶で採れたそうです。 また、ここの岩は雷が落ちたものが多く、磁石も正しい方向を示さないそうです。 そんな話を聞きながらバスに揺られて行くと、まもなく八島の駐車場につきます。 今日は平日ですが、東京の高校生の団体バスがズラリと並んでいました。 今日の予定は、ここから湿原を一周するコースです。 団体の生徒さん達は、すでに歩き終わったのか、湿原を見渡せる入り口のあたりに固まっていました。 池の近くまで降りてくると、今日はシュレーゲルアオガエルの鳴き声が良く聞こえます。 昨日の雨も上がったので良く鳴き出した様です。 シュレーゲルアオガエルは緑色の蛙だそうですが、 普通のアオガエルと違いこちらは眼鏡はかけていないそうです。 池には、以前はイモリしか居なかったそうですが、今は誰かが放した魚が住み着いているそうです。 ヤマドリゼンマイは最初に出すのは、褐色の綿毛につつまれた胞子葉だそうす。 草むらに幾つかの丸い輪が見られますが、これはヤマドリゼンマイの作る輪だそうです。 |
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