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第四十二回自然と歴史探訪[諏訪のお寺めぐりW] |
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佛法寺・本堂。 | |
鼈澤山佛法紹隆寺:真言宗 |
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今日は室町時代に諏訪の城下町として栄えた地を訪ねます。 国道20号を茅野に向かって進み、四賀の霧ケ峰へ上る道に入り、旧道を東に向かいます。 桑原城址を過ぎてしばらく行った所に本日最初の訪問地佛法寺があります。 入り口で横山先生から、佛法寺の見所を説明して頂きます。 入り口に並ぶ石碑の中には、徳本さんの石碑もあるそうです。 石の鳥居をくぐり急な石段をのぼると、立派な山門の大きな梶の葉紋章が目をひきます。 境内に入るとまず、大きな二本の銀杏が我々を迎えてくれます。 樹齢は200年を越えているそうで、市の天然記念物にも指定されているそうです。 銀杏はちょうど花をつけており、木の下でさっそく横山先生の植物教室が始まります。 このお寺は、会員の小口さんが檀家にあたるそうで、御住職に拝観をお願いしていただきました。 本堂脇の玄関から、庫裏に案内していただきそこで最初に御住職からお寺の説明をしていただきました。 この山門は上社神宮寺の門を移築したものだそうで、扉には大きな神紋が付けられていました。 樹齢200年以上の大銀杏。 手前が雄で、奥が雌。 白いのが雌の花の様ですが、良くわかりません。 雄の花も咲いていました。 こちらは、4cmぐらいでつるさがっており分かり易いです。 諏訪藩の祈願寺として五十石もらっていたそうですが、寺紋は梶の葉ではありませんでした。 庫裏では、まずお茶をいただき、38代御住職にお寺の説明をしていただきます。 お寺の開基は平安時代だそうですが、この地に移ったのは安土桃山時代だそうで、18派ある真言宗 の学林(お坊さんの学校で20年で卒業だそうです。) として、甲州、信州にまたがる田舎本山だったそうです。 また、諏訪藩の祈願寺でもあったそうです。 その他、寺宝の話し等、和尚さんの名調子はまだまだ続きますが、まずは現物を見ながらという事で、先に進みます。
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