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第三十八回自然と歴史探訪[諏訪のお寺めぐりU] |
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瑞雲山江音寺:臨済宗 |
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昨日の雨も上がり、周りの山は雪と雨氷で凍った木々が輝いていました。 そんな天気で、沢底の福寿草の咲き具合をちょっと心配しながら、最初に訪れたのは有賀峠をちょっと 上った所にある、江音寺(コウインジ)です。 ここのお寺には、150年はたつといわれる枝垂れ柳、諏訪家家老の千野家の墓、 本堂の大梁等いろいろ見所があるそうです。 有賀峠への道から登る石段を参道を上っていくと、中間あたりに立派な山門が我々を迎えてくれます。 江戸後期に造られた、大隈流のたてものだそうです。 山門には、十六羅漢さんが祭られているようですが、階段がだいぶ弱って居る様で、通常はのぼれないそうです。 ただ、八月十八日のお祭りには、階段も補強され拝観出来るそうです。 江音寺は諏訪藩家老千野頼房が千野家の菩提寺として建立したものだそうで、殿様の接待所の瑞雲院、 本堂の殿様門玄関等をみるといかに藩主の信頼が厚かったかがしのばれます。 横山先生の説明をききながら、しばし大隈流の山門を見上げて鑑賞します。 山門を入ってすぐのところに、大枝垂れ柳はありました。 本堂、山門等が造られた当時からの木だそうで、諏訪市最大の雌の柳として市の天然記念物にも 指定されているそうです。 |
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