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Step6 旅の準備は整いましたか?
 


A体調管理はより万全に


 旅先でもっとも切ないのは体調不良です。交通機関のマヒや天候不順は、自分に落ち度がないのでまだあきらめもつきますが、体調不良だけは悔やんでも悔やみきれない気持ちになります。旅先の体調不良のうち、どういう状況がいちばん切ないのか考えてみましょう。

 まずは風邪の症状です。発熱、せき、のどの痛み、鼻水、頭痛といったものですが、いずれも薬で抑えることはできます。でも、基本的な体調不良は解消されません。いちばん大事なことは風邪を予防するということです。冬場はそれなりに気をつけますが、そのほかの季節は十分注意が必要です。

 旅には寝台特急の利用や長時間の移動、旅先での歩き回りなど体力勝負を余儀なくされますので、体調を万全にするというのは旅立つ前の鉄則です。気持ちの高まりにより、多少の体調不良は相殺されますが、それでも体調不良を訴えるとなればちょっと深刻な状況といえるでしょう。

高知県内で下痢・腹痛に襲われ、飛び込んだ薬局 体調不良でいちばん苦痛なのが腹痛、下痢、嘔吐といった胃腸症状です。実はこれは一番悲しいし、情けないことなのです。かつて私は強烈な下痢に襲われて、せっかく高知へ旅行したのに何も食えず、飲めずという最低の夜を過ごしたことを思い出します。 このときは、自動販売機で買ったパックのお茶が猛烈に不味く、それが食あたりの原因になったと推測しました。もちろん後の祭りですが(苦笑)

 食べ物があたった、というのは日常生活でもよくあることですが、旅先ではこのリスクをできるだけ避けたいものです。とくに自分で食料や飲料を買ったとき「これは変だ」と少しでも疑問を生じたら、食べない、飲まないことです。わき水などもできれば避けた方がいいと思います。

 旅先でのけがにも注意が必要です。うきうきした気分になったり、旅程が詰まってあわてたりして、ついつい無理をしがちですが、たとえ捻挫程度でも旅行をするにはかなり響いてきます。旅程に余裕を持ち、常に「急がば回れ」という気持ちで旅をするといいでしょう。

 旅行までの時間がある場合、歯医者など通院をしている方は旅行中に治療が必要になるような事態にならないよう計画を立てておく必要があります。また、持病に不安を持っている方はかかりつけのお医者さんに相談したうえで、旅に出ましょう。 常備薬は忘れずに持参しましょう。

 それでも旅先では何が起こるかはわかりません。最後に、必需品として健康保険証を持ち歩くことを強くお勧めします。身分証明書代わりにもなります。

 

Step6 旅の準備は整いましたか?

@旅の必要経費はどのくらい?

A体調管理はより万全に

B何を持っていけばいいか?

Cあとがき〜出発に向けた心構え

 

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