@旅の必要経費はどのくらい?
旅行するにはお金がかかります。では、どのくらいかかるのでしょう?。この答えは人によってさまざまですが、いい旅にするなら「多少どんぶり勘定で予算を組み、持参した方がいい」ということをアドバイスしたいと思います。なお、ここでのアドバイスはあくまでも現金ベースでのお話で、カードなどを利用する方も行き当たりばったりではなく、あらかじめ出費計画を立てて実行することをお勧めいたします。
まずは交通費です。事前に切符や航空券を購入している場合はもちろん必要ありません。購入していなければ、まず旅先へ向かうための交通費をきちんと調べておくことが大事です。
そのうえで、現地でどの程度交通費がかかるかを算定するのですが、これはなかなか難しいです。予定外のタクシー利用なども視野に入れ、やや多めにみたほうがいいかもしれません。レンタカーを利用する場合はあらかじめ予約をしておき、その際に見積もりを出しておけば安心です。当然ですがガソリン代も計算に入れておきましょう。
旅館・ホテル代は予約の時に値段が分かっているので、それ以上の費用は不要です。現地でホテルをとろうという場合でも、あらかじめめぼしいホテルをチェックし、料金も調べておいたほうが万全です。
現地で使用するお金、例えば有料施設の入場料や入館料、体験にかかる参加費といったものも、あらかじめどこに行くか決めている場合はその分の予算を立てておきましょう。
食費についての考え方は人いろいろでしょう。私の場合は食費をあまりけちらないようにしています。せっかくの旅行なので、ふだんはできないぜいたくをしたいものです。また、夜は酒を飲みながら美味しいものを食べるのが楽しみでありますから、かなり多めに予算を見積もっています。高級食材をいただく場合はとくに気をつけましょう。
お土産代の考え方もさまざまです。私は旅先でお土産というのをほとんど買わないのであまり考えません。お土産代をケチっても食費に回したいという主義とでも言いましょうか(笑)。ただ、お土産を買うことも旅の楽しみという方も大勢いますので、それなりの予算を見積もっておきたいところです。
そうした旅先で必要な予算以外に、予備費を用意することをお勧めします。旅にはさまざまなアクシデントがあり得ます。例えば飛行機が欠航して一泊余計に泊まらなければならなくなった場合、あるいは在来線の予定を新幹線に振り替えた場合、さらには不意のけがや病気の場合、いろいろ考えられます。
予備費は一種の保険といえますので、難しいことかもしれませんが、「ないもの」として旅をしましょう(笑)。ちなみに私は予備費を封筒に入れて持参し、その封筒を切らずに持ち帰っています。カードを持っていれば事足りるかもしれませんが、その場合でも出費計画分以上の出費はできるだけ避けた方がいいと思います。
Step6 旅の準備は整いましたか?
@旅の必要経費はどのくらい?
A体調管理はより万全に
B何を持っていけばいいか?
Cあとがき〜出発に向けた心構え
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