



看護に必要な豊かな人間性を考え、判断し、看護を行えることを目指し、一年次より講義と演習を組み合わせ実践力が身につくように、カリキュラムを構成しています。臨地実習では看護教員がグループごとに専属で付き添い指導を行うことにより、講義と実習のつながりが理解しやすく、学生も充実感のある学びが得られます。 |
科学的なものの見方や看護の対象と環境の関係を自然・社会・文化から理解し、人間を幅広く理解できるようにする。 |
人間の身体と構造及び疾患について、看護につながるように学習する。 |
対象についての基礎的な看護概念を学び、専門知識に基づき、安全・安楽で言葉を使った意図的な基礎看護技術を習得する。臨地実習において自己の技術を実施することにより、看護実践に必要な技術レベルがわかる。 |
対象の各成長発達段階を学び、発達段階ごとの生活・看護を理解したうえで、問題解決の演習を行う。臨地実習は、看護技術を応用することにより、対象に適した実践的な援助技術を学習する。 |
これまでに学習してきた知識・技術の統合を確認し、学生の看護観を構築していく。 |
|
基礎分野の講義は、鎌田先生をはじめ人間性豊かな講師により人間理解の視野が広がります。専門基礎の技術演習では、全教員による少人数グループ指導を行われ、個々の技術が確実に向上します。各専門看護学は、担当の専任教員により、知識・技術の特徴から実習までつながるよう学習できます。実習は諏訪中央病院において、同じように学んできた先輩たちに見守られアドバイスをもらい、自分の成長が実感できます。 |
![]() |
BLSとはBasic Life Supportの略語です。日本語では一次救命処置という意味です。 |
![]() |
清水教務科長の教育観 雑感 「その時は、私がついていますから。」実習中の3年生、さやかさん(仮名)の言葉である。その言葉を伝えた方は、遠方からひとり入院され闘病中の佐藤さん(仮名)。戦争でご主人を亡くし、両親を看取って激動の時代を生き抜いてきた方である。いつも凛とした姿勢が印象的な美しい方であった。手術をされ、決して軽くはない病と身体には大きな傷が残ってしまった。佐藤さんはどうしてもご自分の傷を見ることができなかった。さやかさんは思った。“もし、自分だったらひとりでこの傷を見るのは辛い。だから、せめて私がそばにいるうちに・・・”佐藤さんは、さやかさんの言葉に後押しされるように、傷を見た。「・・・・・。」何もおっしゃらなかった。さやかさんは、佐藤さんの手を握りじっと眼をみつめ「この傷があっても佐藤さんは佐藤さんです。私は尊敬しています。」と伝えた。佐藤さんは、さやかさんを見て、ニッコリ笑った。退院されるとき「貴方のおかげで、もう一回頑張れそうです。ありがとう。」という言葉を頂いた。 みやこさん(仮名)の患者さんは、今まで何回も大きな手術をされてきた木村さん(仮名)。「もう、手術はいやだわ。」と。しかし、緊急で手術をすることになってしまった。医師からそのことを告げられた。木村さんはその場で泣き崩れてしまう。「辛いことはもういや・・」と。みやこさんは、木下さんの手を握り、ずっとそばにいた。ひとしきり泣いた木村さんは顔を上げ「わかったわ。さあ、みやこさん手術の準備をしてちょうだい。」あわただしく準備し、1時間後には手術室へ。「わたし、病棟でお待ちしています。」木下さんは大きくうなずいた。みやこさんは、学生室に戻る。ドアをパタンと閉めたとたん、大粒の涙をポロリ。「先生、わたしも辛い・・でも、白衣を着た私は看護する人だから、頑張った。先生ここで泣かしてください。」 入学してくる看護学生たちは、ダイヤモンドの原石だと思う。患者さんが、原石をダイヤモンドに替えてくださる。私たちもちょっとお手伝いさせていただいている。なんて幸せな仕事だろと思っている。 |
|
|
|