伝統工芸品 信州辰野町 「龍渓硯」 本文へジャンプRyuukei Ink Stone
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昭和後期の採石場

二代採石場1








狭い坑道での採石作業

坑口から縦横に複雑に入り込み直線距離でも40メートルに達しました。原石と廃石を運び出すのはかなりの労力が必要であり、常に落盤の危険にさらされていました。非常につらく危険な作業です。二代目は夫婦二人きりでこの作業を実に13年間続けました。もちろんすべてが手作業で、原石が採れない期間がかなり続きました。



現在の大きい坑道での作業の時、旧抗が現れ、坑木も姿を見せます。ほとんどが落盤していますが、岩盤のしっかりしている場所は昔の姿を残しています。このような所にこそ良い原石が含まれているのです。
二代採石場2




二代採石場3






二代採石場4

昭和53年頃から平成にかけての採石場
重機を投入し坑道掘りから露天掘りに切替えて採石現場です。冬の厳しい寒さにより春になると膨大な土砂が岩盤を覆い隠します。土砂の撤去作業だけでもかなりの労力がかかります。
二代採石場5

二代採石場6



昭和初期の採石場 昭和初期の採石場
昭和後期の採石場 昭和後期の採石場
採石工事 採石する為の工事
現在の採石場 現在の採石場



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