G-SALAND 地理の疑問・発見

2003年3月11日から4月7日

内容 疑問:しいたけの県別生産、となかい、ベネズエラのBW、コリオリ。 ジオゴロ:サヘルの国々
今回の主役 ピンポンさん、かつさん、ショウナンカンプさん、ぬぼ〜んさん、かつさん


駄目押しベネズエラ 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 4月 7日(月)21時34分57秒

1週間ほど前に、知り合いの気候の専門家にお会いする機会があったので、ベネズエラの乾燥気候についておうかがいした。
そしたら、福井英一郎(2000年11月に95歳で大往生)『気候学概論』(朝倉書店、1961年)の中にその説明があり、風向きからの説明でアタリのようです。
その本を入手し引用しようと思っていましたが、いまのところ入手できず、です。

こりはこりは、 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 4月 3日(木)10時17分02秒

コリオリページ、フランス語サイトも山のようにあったが、こりなら英語だし、語学に弱いさ〜らまんでも楽に読めたから、リンクしておいていいだろうと思ったら、やはり、ピンポンさん、きちんと読んでくれました。頼もしきかな。受験では、地理はおさしみのつま科目なり。つまがなければ、おさしみをおいしくいただけないのですが、つまだけよくてもダメ。何と言っても、おさしみの質が大事です。おさしみ科目に力を入れて下さいね。

病弱なコリオリさん 投稿者:ピンポン  投稿日: 4月 2日(水)14時52分54秒

にもかかわらず、父親の死後家計を支え、51歳で亡くなったことまではわかりました。
でも、もう英語はコリオリですぅ‥‥

コリオリさん 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月31日(月)22時48分38秒

コリオリさんは「凝り性」だったような気がしますが、「こり症」だったかはわかりませんでした。少なくとも、若い頃から病弱だったようではあります。下記URLによると。

http://www-gap.dcs.st-and.ac.uk/~history/Mathematicians/Coriolis.html


コリオリ‥‥ 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月31日(月)09時08分44秒

そういえば、そんなお方がいらして、自転がどーの、転向力がこーのと言ってたような‥‥
筋肉と骨に問題がありそうな名前だなあ、といい加減に流してたもんで、そういう理屈があったことすら忘れてました。熱帯収束帯も地図帳で確認して、なるほどと思いました。
丁寧なレス、ありがとうございます。


風向きが東の理由 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月30日(日)21時27分05秒

ピンポンさんの第二疑問、『北東貿易風がベネズエラ付近では北東ではなく東から吹くのはなぜ?』に答えていないことに、気付きました。
お答え
理由の第一は、コリオリの力です。北半球の亜熱帯高圧帯にある高気圧から吹き出す風は、だんだん右に曲がりますから、熱帯収束帯に近い部分で東風になるのは不思議ではない。よって、ベネズエラ付近で東風が多いのは冬より夏。
理由の第二は、熱帯収束帯の位置。これがパナマ付近からアマゾン河口にかけて、すなわち右下がりにのびる線のようになってれば、その線に向かって風が吹き込むから東風になる。

大感謝!! 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月30日(日)10時30分58秒

本業ご多忙の中、かなり面倒な質問(結果的に)をぶつけてしまい、申し訳なく思ってましたが、そう言って頂いて、感謝・感激です。
これからも頼らせて頂きます(もちろん自分でもできるだけは調べてみるつもりですが)ので、宜しくお願いします!

大感激!! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月29日(土)19時19分19秒

「東風&山脈風下説」以外にも何かありそうな気がしますが、受験地理による説明では、これが限界です。

 ピンポンさんに見ていただき、うれしいです。
 受験生向けのWebサイトを持つことは、超恥ずかしがり星人のワタクシさ〜らまんにとって恥ずかしいことで、ホームレス願望になったこともありますが、「疑問→回答→新たな疑問…」というピンポン玉のようなやりとりがあれば、うれしくてうれしくて、サイトを維持してよかったなー、つくづく思います。
 また、やりましょうや、ピンポン応酬合戦。

大納得!! 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月29日(土)15時20分18秒

まずは詳細な図表、ありがとうございました。m(_ _)m
前回のBBSで、「納得」とカキコしたものの、よく考えると、「東風」は仮定であって、地図帳の風と気圧の図では、北東貿易風の卓越地域にも見えるので、ちょっと揺らいでおりました。
今回、血と汗と涙の結晶の表と地図を見て、東風説で当たりだったことが実証されて、大いに納得できました。
故権田先生の著書を読んで、気候の面白さを知りましたが、ベネズエラのBWだけはどうしてもわからず、ひっかかっていました。入試には出ない(かな?出るといいな)だろうけど、すごくすっきりしました。
ほんとうにありがとうございました!!

ちょい重いですが 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月28日(金)16時58分48秒

苦労して図と表をを作ったので見てください。

http://www.lcv.ne.jp/~saland/qanda200302.htm


(無題) 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月26日(水)19時17分59秒

そもそもの発端は、ご指摘のように本来はAwの緯度帯で、西側の中米はAwなのに、なんでここだけが‥‥と思ったことからなので、東からの風→リャノ→山脈→マラカイボ湖という説明で、腑に落ちてしまいました。
風が山脈をよけると考えたのは、カラカスの標高が高いので、マラカイボあたりも高いと思いこんでしまったからなんで、地図をよく見たら、マラカイボあたりは山脈に挟まれた場所でした。西側にすごく高い山があるので、もしかして盆地のような気温の逆転があるのかもと思ったりしますが、とりあえず山脈風下で納得です!

雨の図ですが 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月26日(水)13時06分08秒

おとといからパソを捨て旅に出てまして携帯からなのでたくさん書き込めません。つづきです。

しかし、世界地図のスケールで夏の雨の図を見ると、それほど少なくありません。詳細な図を調べる必要がありますね。

というわけで、G-SALANDオフィスに帰り次第、詳細図を調べてみます。それまでに、腑に落ちないことやらいい考えやらが浮かんだら、ばんばん書き込んでおいて下さいませ。

冬より夏が問題 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月26日(水)12時55分17秒
すばらしい!風が東からってこと、ピン、ポーン♪ です。
で、とく冬少雨、というご指摘は確かにそうなのですが、緯度からみてAw卓越地域だから、冬の少雨は不思議でなくよしとしましょう。
Bになるってことは、夏も比較的少雨だからと考えられ、これが腑に落ちないわけです。
7月の気圧と風の図を見ると、東の海からの風が、まずリャノの平原に入り、アンデス(の続き)の山系を越えてマラカイボ湖の方に抜けています。
風はこのように内陸から吹いているから、海岸部の地形が崖だからではなく、風上にあたる内陸に山脈があるからでしょう。

ということは‥‥ 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月26日(水)10時00分34秒
ここは北東貿易風が北東というより東から吹く、
というか、貿易風の影響が小さいのでしょうか?
仮定の段階で、さらにつっこうむようでなんですが、それはなぜ?
自分なりに考えた理由は、
海岸付近の標高が高い→北側断崖の山地が海に迫っている
→貿易風が崖を越えられず、それてしまう(特に冬は)、というものなんですが。


風下かな 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月25日(火)23時09分49秒
確信はないのですが、年間を通じて、北東貿易風の風下に当たると考えるのが一番でしょう。地図帳の気圧と風の図を見て下さい。マラカイボ湖付近だけをよ〜く見ると、の1月7月とも、風は、海から陸へは吹き込まず、海岸線に平行に吹いているか、あるいは、内陸から山を越えて海の方へ吹いてます。だから海洋からの水分供給が少ない、と考えられます。

ベネズエラのBW 投稿者:ピンポン  投稿日: 3月25日(火)21時51分18秒
気候区の分布図を見てて、疑問に思ったんですが、
ベネズエラの北部が乾燥帯になっているのはなぜなんでしょうか?
特にベネズエラ湾(?)の東にちょこっとあるBWが気になります。

セネガルが入っている点がグッドです! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月23日(日)02時54分26秒
ジオゴロ本ですが、何か所か、ミスがあります。本サイト内の「ちゃっかり宣伝コーナー」(下記URL)をごらんになり、訂正のうえ、使ってやってください。それと、そのコーナーの上にある「ここ」というところをクリックしてみてください。市販本完成後に先輩受験生の方々から頂戴した新作ジオゴロや、市販本にはとても掲載できないしろものをも入れた「geogorophyURAversion」があります。市販本の改訂はなかなかできないけれど、URA本の改訂はちょちょこできますので、今回ぬぽ〜んさんから頂戴したものを含め、これからばんばん集まってくるであろう(かしら?)新作を加えるなどして、ときどきヴァージョンアップするつもりです。

で、ぬぽ〜んさんのお作、味わいたいと思います。

「ジエンド、スッチーに守らせねば」
ジブチ、エチオピア、
スーダン、チャド、ニジェール
マリ、モーリタニア、セネガル
ですね。
「ジェスチャーにマリモ」はいいのですが、サヘルの問題でよく出るのは「セネガルの落花生」でありまして、そのセネガルが盛り込まれていないという弱点があります。ぬぽ〜んさんの新作ジオゴロは、この弱点を補強してくれるものであります。

「ジェスチャーにマリモ」というのは、旧版の『地図と地名の地理攻略』などに掲載されているものですから、今を去ること少なくも25年以上前、すなわちジオゴロフィーという言葉が生まれる前の「先ジオゴロリア時代」からある不朽の名作です。その本によれば、もう一つの名作「シェリコガトベナイカメ」の作者はジオゴロ界の雲上人、加藤厚作さまであるとわかるのですが、「ジェスチャーにマリモ」はわかりません。作者名が書かれていないということは、故権田先生手ずからのお作かもしれません。
というわけで、古ければいいというものでもありませんが、最近世間を騒がしているジオゴロは下品なしろものではあるけれど、そこには、かくも輝かしい前史があり、その伝統のうえにわれわれの時代のつぼみがでて花が咲き始めているのであります。ぬぽ〜んさんたち、新しい世代の若者たちを応援するのはわたくしどもだけではごじゃりません。「先ジオゴロリア時代」以来の先輩受験生や先輩講師の方々も応援しているのであります。
頑張りましょう!

http://www.lcv.ne.jp/~saland/ikki.htm


サヘルのジオゴロ 投稿者:ぬぽ〜ん  投稿日: 3月23日(日)00時14分06秒
はじめまして。2週間前偶然学校の本棚にてジオゴロ本を発見して勉強してる最中です!この前の模試が38点でへこんだわけでして・・・(汗)
自分で考えたやつはここに書けばいいんですよね?
で、サヘル地域の国を覚えるジオゴロがあったんですが、学校でスーダンからセネガルまで
って習ったんでそのときに左から”スッチー仁守らせねば”ってつくたんです。
それで参考書にはもっと東から書いてあったんで、まとめて”ジエンド、スッチーに守らせねば”っていうふうにしてみましたがいかがでしょうか?
ジオゴロ初心者ですがよろしくお願いしますm(−−)m

トナカイのえさ 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月19日(水)14時38分21秒
ショウナンカンプさんのお姿は、太い首差しと肩から胸前にかけて盛り上がるような筋肉、そして、毛色は鹿毛ですか?

トナカイは、夏も冬も苔のようなものを食べますが、食えるものはなんでも食うのであって、夏は、草や木の葉などをよく食べます。森林に住むトナカイとツンドラに住むトナカイがあるみたいで、ツンドラに住むトナカイは季節的に広範囲を移動し、冬は苔のある南のほうへ行きます。

冬は雪があるけれど、雪を掘り返してその下の苔を食べるのです。雪があんまり多くなったり雪の上に雨が降って凍りついたりすると、えさが得られなくなるので飢え死にします。

木の皮なども食べるでしょう。シカの仲間ですから。鹿毛のショウナンカンプさんは、シカの食害を受けた森林を見たことありますか? 雪の上に出ている部分の幹の皮を食うので、夏にその食痕を見れば、その前の冬の積雪量がわかります。
 
http://www.miyazaki-c.ed.jp/himuka/material/kokusairikai/oranda_finland/finland_kurasi/n-ffa4.jpg

http://www.momonga.tv/trial1/amu_park/zoo/ae/a96_12f/xaetop.htm


トナカイ 投稿者:ショウナンカンプ  投稿日: 3月19日(水)12時44分35秒
サーミ、イヌイット、サモエードなどが飼っているトナカイは、冬の間は何を食べて生活しているのでしょうか? また、夏の間は苔のようなものを食べているのですか?


しいたけ
 投稿者:かつ  投稿日: 3月12日(水)19時27分08秒
通行人さんもいいサイトの紹介ありがとうございました。

ありゃ! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 3月11日(火)19時27分49秒
2分差!で書き込みが遅れた!

通行人さん、参りましたぁ〜。
いいサイト紹介の競争みたいです!

全国知事会ですか。いいところを教えていただきました。
県別情報の宝庫ですね。

http://www.nga.gr.jp/