長野県の紅葉(2)

　昔やっていたような読書とか、website作製などは、種が尽きていますので、いまさら「その気」になりませんから、なにが最終目的か分からぬまま「なにか新しい分野を探している状態」という心理状態なのかも知れません。

　ですから暇つぶしに長野県を歩いて秋の紅葉を楽しみました。長野県は観光地に標高差がありますから、9月末から11月初めにかけて紅葉シーズンが長く続きます。

　右が北横岳、左が蓼科山です。白い建物はアートランドホテル蓼科。

　千曲川旅情の歌「小諸なる古城のほとり」の歌碑を見つけて娘に示したのですが、娘はまったく無関心でした。明治時代の旧弊な時代に生きた島崎藤村などには共感の気持ちは湧かないのでしょう。

　池ばかりではなくて池を取り囲む別荘地の紅葉が素敵で、とても日本だとは思えない。

　今年はアルバイトもやめてしまいましたし、かといって創造性のある活動のネタも種切れになっているので、ぼんやりして、英気を養っている状態です。

　だから、暇つぶしにDVDをレンタルで借りて来て乱読（乱視？）したり、数字パズルを飽きもせずに繰り返したり、ひたすらボーッとしたりして、感性が蘇ってくるのを待っている状態なのです。

　志賀高原は過度に開発されてしまって、私達が50年前に感じた自然の趣がなくなってしまい、楽しみが少なくなってしまいました。今回は琵琶池に紅葉を眺めに行ったのですが、どうももう一つで感心しませんでした。

　今年の紅葉見物は小諸でお仕舞いといたしました。

　では、皆様ご機嫌よう。

　娘夫婦が買物とお遊びで軽井沢に来たので、車で30分ばかり走り、小諸の懐古園の紅葉を楽しみました。

　自転車を駅前で借りてきたので、帰りに万平ホテルでお茶を頂いてきたのですが、泊まり客なのでしょう、老齢のご夫妻が一組ホテルの前の紅葉を楽しんでおられました。

　この万平ホテルの左側に料亭「熊魚菴」があります。軽井沢では一番美味しいのではないかしら。

　軽井沢の雲場池が紅葉の名所だというので行ってみました。

　小さくてこましゃくれた池ですが、ここの紅葉は綺麗ですね。

　朝の散歩のいつものコースではなくて、本日は紅葉の盛りの蓼科湖（標高1220m）に降りてみました。拙宅から標高差にして200mほど降りたところにあるのです。今年は例年より一週間ばかり遅れているのですが、まさに紅葉の盛りでした。湖岸の白林荘周辺が美しいのです。

　思いついて、まだ開発されていない大沼まで歩くことにして大沼池入口に駐車して歩きました。約一時間半のハイキングで火山湖である大沼に到着しました。コバルト・ブルーの水の色が素敵でした。ただ、赤い紅葉はほとんど見あたりません。レストハウス近辺の黄葉が素敵な景観を見せてくれました。

　帰りに熊ノ湯へ立ち寄って温泉に入りましたが、ちょうど紅葉の最盛期でした。