写真:
ちょうど菜の花が満開でした。心に焼き付くような鮮烈な色彩です。

 では皆様ご機嫌よう。

 帰りのBerlin Tegel空港までのドライブも1時間半の快適ドライブでした。ただ、Hertzのナビにはがっかり、使い物になりませんでした。

 今回はケドリンブルクから出発し、
その宿まで
300kmを走り、泊まり、と
ても疲れた身体を休めることができま
した。この宿はシングル一泊で
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したが、景色が抜群の美しさで、部屋
の内装も良く、食事も美味しくて、ま
ことに申し分のないお宿です。旧東ド
イツ領は高速道路もホテルも新しくて、
また人擦れしていない接客態度があっ
て、日本人が旅行するにはピッタリと
フィットする感覚があって、とても素
敵です。回りがヨット用の港ですから、
ヨットマンの宿泊客が多いようですよ。

写真:アスパラガス(Spargel)のシーズンでした。素晴らしいおいしさで堪能しました。白身の魚のフライも結構でした。この宿は食事も優れています。

 結論は一発ででた。最高度のお勧め観光スポットはMecklenburgisch Seenplatteメックレンブルクの湖水地帯だというのだ。さらに調べたら、湖が沢山あるなかで、MüritzseeミュリッツゼーのHotel Seesternゼーシュテルンがいいらしい。

 ベルリンの北方、オストゼーに面
した所に
Stralsund(ストラールズン
ト)という世界遺産の町があるので、
Stralsundはどうかなあ」と知り合
いに聞いたのだが、パッとした返事
が返ってこない。「何もないところ
だよ」という答えが精々だったし、
ベルリンからの距離も遠すぎるので
嫌気もさした。

 だから、今回の旅行はベルリンを出発点として、ポツダム、ヴィッテンベルク、アイスレーベン、クヴェートリンブルク、マグデブルクなど旧東ドイツ領を駆足で見て歩いたのですが、最後に疲れてしまって、どこかで休みたくなった。

 私のような前時代人、いわば化石になりかかったシーラカンスは、旧東ドイツ領が苦手で、「昔は鉄のカーテンで仕切られていて、東ドイツを眺めるときにはハルツの山に登って、山頂から覗き込んだものですよ」などと、見当違いのことを口走ってしまう。手に負えないアナクロなのだ。

写真:湖畔のボート小屋です。屋根が茅で葺いてあってとてもシックです。

 こういう場合、私は必ずミシュラン・グリーンガイドに相談を持ちかけることにしている。

地図:The Green Guide, Germany, 2006

地図Rostok行きの高速道路A19Röbelで降りるのです。近くにMalchinとかMalchowという町もあるのですが、Röbelが一番綺麗ですね。透明な美しさがあります。

写真:
Hotel Seestern
 湖畔から突き出た土地に建っていますので、三方が湖に面しており眺めが素晴らしい。

R  ö  b  e  l

      2010/05/24