■ソニータブレット Xperia Z2 車載アダプターの製作

本のPDF化(総スキャン数124,000枚)も、殆どの作業が終わって、ソニータブレットは閲覧用に何かと役に立っています。
最近になって、PDFや写真、動画再生など以外にナビゲーションとしても利用してみたくなって利用してみたものの
実際に利用してみると10インチタブレットを車に固定する方法がなく不便な感じでした。

Xperia Z2用にピッタリ合う車載用金具を探すものの見当たらなかったので自作してみることに・・・


写真はイメージです。
←これが、ソニータブレット
Xperia Z2 (SGP512JP/B)

10.1インチ液晶パネルで防水仕様です。

未だに光沢パネルは好きにはなれませんが、
所有しているナビゲーションや、モニターに比べても
液晶の輝度がとてもあるので昼間でも見やすいです。

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▼早速製作開始▼

現在進行中の、GIMIC MB2用ケースの製作途中に今回の車載アダプターを作っているので、
パパッと完成させて、ケース製作を再開したいと思っています。


先ずはギリギリの寸法になるように設計図を書きます。

余っていたFRP板にマジックでカットする部分を決めます。


バンドソーを使って綺麗にカットします。

カットしたFRPはこんな感じです。


タブレットにFRPを置いてマスキングで位置を確認します。
簡単な設計図は書いてみたものの、
加工しながらアイデアを考えている状態で
未だにタブレットを固定する良い方法は後回しだったりします。

車から簡単にタブレットの取外しが可能な構造でありながら、
走行中に勝手に外れたり、振動でキズが付かない形状に
するのに、結構悩んでいたりしますが、
試しに加工をして良い方法を見つけたいと思います。

▼タブレットの角を固定するパーツ▼

別売りのブックレットスタイルの保護カバー(SCR12)を、もう一個購入してパーツ利用する方法も考えたのですが、
角を固定するパーツ欲しさに購入するには高すぎるので似たような形状をフライス盤で作ってみます。


貰い物のちょっと柔らかめな材料を使います。

エンドミルで四角く加工します。

加工後に内側にマジックで縁取りします。


マジックの部分を残しながら更にエンドミルで加工します。

バンドソーで余計な部分をカットします。

更に欲しい部分だけにする為にカットします。


更にカットして角のパーツが大雑把に完成

アロンアルファでFRP板の角に接着固定します。

棒ヤスリを使って、それらしく削ります。

▼車載アダプターを車側に固定するスライド部分の製作▼


バンドソーを使って縦長にカットします。

こんな感じに出来上がり


貰い物のナビモニターからゲットした金具

小さくカットしてネジ穴を新たに追加して皿ビス対応に・・・

FRP板にネジと接着剤を使ってカチっと固定

▼タブレットの下側のパーツ製作▼

この部分が今回製作で一番重要です。と、言いながら未だに構造が決定していません。作りながら仕様変更してみます。


スライドするパーツはユニレート材を利用します。

10mmのエンドミルで薄く削り続けます。

L型にしたところで、更に加工する方法を検討中〜


充電用接点用の空間を作ります。

こんな感じに2個所で押える構造にしました。

スライド用の枠を薄いFRPで作ってみました。


先ほど作ったパーツと強力な強いスプリングと合体させます。

こんな感じにスライドする構造が出来上がりました。


全体の形状はこんな感じに仕上がっています。

裏側はスライドするパーツと車体側に固定する金具があります。

▼試しにタブレットを取付▼

まだ完成していませんが、寸法と構造が合っているかタブレットを固定して確認してみます。


角のパーツはちょこっと大きいですが、ピッタリ固定されてます。

下側は、タブレットを包み込む構造になっていません。

特に寸法に問題がありませんでした。あとはスライドするパーツの部分を、どんな形状にするか検討します。

この続きは「ソニータブレット Xperia Z2 車載アダプターの製作2」で紹介します。

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