■ソニータブレット Xperia Z2 車載アダプターの製作2

パバッと作ろうと思っても意外と製作してみると難しくて時間が掛かっています。

   ▼作業の続き▼


上がキズを付けたパーツ、下が新たに加工中のパーツ
試行錯誤しながらも順調に作業は進んでいましたが、
細かい部分の加工をエンドミルで削っていたら・・・

パーツを固定する方法を間違ってしまい
苦労して加工したパーツに大きい傷を付けてしまいました。

致命的な凹みなので、もう一度同じ形状を作ることに・・・

▼タブレット固定用凹み部分▼

同じ形状までは作業が終わったので前回失敗した部分の加工を慎重に行いたいと思います。


今度は慎重に固定方法を工夫して加工しています。

こんな感じに薄いタブレットを挟む凹みの出来上がり

裏側は角を丸くして取付時の邪魔にならないように工夫


取外すことはないのでネジを接着剤で固定

上部の角のパーツもネジと接着剤で裏側から補強

これで下側のスライドパーツが上下に移動する構造になったのでタブレットの取り外しが簡単に出来るようになりました。

▼表面仕上げ▼

ずーっと前にホームセンターで購入したペーパークラフト用紙(裏側が接着剤付)を利用して見える部分を黒くしたいと思います。


これがペラペラなペーパークラフト用紙

コツコツと表面に貼りつけをします。

裏面も同様に貼りつけして余計な部分をカットします。


白い樹脂は黒い塗料で手塗しました。(結構雑です)

可動部分はアセテートテープで黒くしてあります。


表側はこんな感じです。まぁまぁな仕上がりです。

裏側はこんな感じ。取付けてしまえば全く見えないので雑な仕上がりです。

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ここの部分は、2008年頃に製作した工程ですが、「10インチワイドモニター取付けへの道のり」の製作記事が
HP容量節約の為に、削除してしまっているので取付金具の作業部分だけ抜粋して公開します。

今回、10インチモニターの取付金具に利用したのは
YAC製 VP-T15 (DIN BOX取付TV基台)
 

ワンタッチで液晶モニターが取外し可能で
モニターを前後に倒すことができるので、
後側に隠れているカーステのディスク交換も何とか出来そうです。

ただ、この金具を使うと液晶が左右に動かせないので
多少改造をすることに・・・


ベーク板を使って左右に動く部分を作ります。
(写真は既に加工中)

モニター取付台と先ほど作ったパーツをネジ止めで固定


カーステレオと同じ横幅の板を作って
モニター固定金具用の受け側を作りました。

横の部分にはネジ固定用のネジ山を製作


ロックナットを使って2個のパーツを合体

裏側はこんな感じ、この加工で左右に動かすことが可能


先ほど作った取付け金具部分と合体

カーステレオも左右のネジ山を使って固定


左右の隙間隠し用のパーツをネジ止めしました。

全てが完成したので早速車体に取付け

4個のネジでカチッと固定出来ました。

ここまで過去の製作工程を抜粋

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▼今回製作したアダプターを取付▼


カーステ・ETC・ウォークマンコントロールユニット(自作)の
前側に今回のタブレット用のアダプターを取付ます。

こんな感じに固定します。ハザードは隠れますが押せます。
DVDメディアもアダプターを倒すことで取り出しが可能です。


バッテリー駆動だったら上記のようなシンブルな状態で使えます。
■完成■

カーステレオは、SONY MEX-R1をずっと使っています。
(CPRM対応のDVDも再生出来るし不便がありません)

MEX-R1の外部入力は既にカーステで操作が出来るように
改造をしたSONY NW-A867(ウォークマン)が
接続されていて利用が出来ないので、XA-300を追加して
タブレットの音もカーステレオから出るようにしています。

所有しているタブレットは、WiFiのみの機種なので
別途「PocketWifi」を利用してインターネット通信をしています。

製作費用は、所有していた材料だけだったので、0円でした。

自己満足度 ★★☆☆☆

タブレットを車内で使用すると夏場はどうしても熱との戦いになるのですが、
今回自作したアダプター部分の形状を多少工夫してあるのでエアコンの冷風が直接背面に当たるようになっています。
これで、多少の熱暴走対策にはなっているハズです。
あと、背面にあるカメラレンズも直射日光から守る為に今回の自作アダプターで隠すようにしてあります。

 

------------------------------------------ おまけ --------------------------------------------

実際にナビゲーションとして使ってみたら・・・、意外とバッテリーの持ちが悪くて帰りの途中でナビをしてくれませんでした。
45%程度のバッテリー残量から出掛けたのでダメダメでした。(DCアダプターも持って行かなかったので)

このアダフター製作当初は、充電用の接点を内蔵させる構造にしようと思っていたので、
Xperia Z2専用 卓上ホルダ(DK40)を購入していて、分解後に接点部分だけ取り出すことを検討していましたが、
加工中に納得の出来る仕上がりにならず断念しました。
(今回その作業工程は公開していませんが・・・)

ただ、タブレット上部のUSB端子から電源を供給するのはカッコ悪いので、何か良い方法がないかと探していたら
卓上ホルダと同じ接点を利用している市販品のUSBケーブルを見つけました。(先に知っていたら卓上ホルダは買わなかったのに・・・)


これが購入したUSB充電用ケーブル (1.0m)

ネオジウム磁石で、カチっとタブレットと合体します。

これで、長時間タブレットを車内で利用してもバッテリーの心配がありません。

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