■GIMIC用 X68000ケース製作への道のり8

▼試しに電飾スタンドを点灯▼

まだ、点灯させる回路を作っていないのですが、どんな感じに点灯するのか見てみたかったので、
先日作った
LEDプロジェクターのランプ部たけを使って仮点灯させてみました。(ランプの輝度を結構落として使用しています)


カッコ良く点灯しています。

裏側のミラー面を点灯させると・・・

文字が綺麗に浮き出ました。

マジックミラーの仕組みは成功で2〜3重に見えます。

考えた構造(仕組み)が成功したので、友人用の電飾POPスタンドも作ることに・・・ (アクリル板が余っていたので)
と、言っても 友人は68ユーザーではなく、88ユーザーなのでPC-8801mkIISRの電飾POPスタンドを作ります。


PC-8801mkII SRのフォントをコツコツ自作して・・・

68と同じ構造でアクリル板に貼り付けて・・

88版も綺麗に出来上がりました。

▼電飾スタンド用のスタンドとフタの製作▼


3mm厚の黒いベークライトを数枚用意します。

10mmのエンドミルで1.5mm程度削ります

こんな感じに加工が出来ました。


更にPCBカッターで2個に分離します。

それを更に、16個にPCBカッターで細かくカットしします。

角を研磨した後に接着剤で四角く合体させます。


接着した四角い枠に薄い板でフタをします。

上から見るとこんな感じのフタが出来ました。

底板部分はDC端子とコントロール端子を取付けます。


接着していないので置いただけ
ですが、電飾っぽくなりました。

LED制御IC[TQS303] 100円
LEDの点灯パターンを自作するより安いので購入

角型フルカラーLED OSTA71A1D-Aを上下に
1個づつ利用します。(高輝度RGBです)

LEDの
色変更方法は
振動(傾斜)スイッチを利用します。


塗装するために、表面を綺麗に研磨します。

LEDを固定する為の棒をスタンドに接着します。

表面に光沢がないので、クリアー塗装をします。


塗装後にLED制御ICをケース内に入れます。

フルカラーLEDを棒に接着固定して配線します。

こんな感じに配線完了

試しに点灯


暗い部屋で点灯

ミラー面も綺麗です。

好きな色で点灯出来ます。
ちなみに、LED制御ICの点灯パターンは、
電飾スタンドを上下に軽く振ることで、
赤点灯→OFF→緑点灯→OFF→
青点灯→OFF→黄点灯→OFF→
シアン点灯→OFF→マゼンダ点灯→OFF→
白点灯→OFF→RGBが変化しながら点灯→
OFF→赤点灯・・・(繰り返し) します。

市販のIC基板を使用したことで、
簡単な配線だけで気に入った色合いで
電飾を点灯させることが可能になりました。

USBバスパワーで動作するので
ノートパソコンの横に置いてもカッコ良いです。


それなりに完成しました。

ミラー面は点灯しないと全くロゴは見えません。

X68000風サウンドプレーヤー用の制御端子と、
DC5V入力端子のみで、ON/OFFスイッチはありません。
内蔵の振動スイッチで色合いの変更が可能です。
サイズは、145mm(高さ) x 55mm(幅)で結構小型です。

本物のX68000電飾スタンドは下からX68000の文字が配置されていますが、
気分的に好きになれないので自作した電飾は上からX68000の文字を配置しています。

もう少し内側のミラーフィルムの間隔を狭くすれば、2〜3重に見えている文字が4〜6重以上に見えるハズですが、
今回の電飾スタンドでも綺麗に出来上がっているのでこれ以上は工作しないことにします。

▼8801用の電飾スタンドも完成▼

特にX68サウンドプレーヤーに関係はありませんが・・・ これも完成させてしまいます。


こちら側はシンプルな配線です。

上下2個のLEDで点灯します。

こんな感じに出来上がりました。

制御端子を省いた仕様なのでDC端子のみです。軽く横に振ることで色合いの変更が可能です。

▼電飾ミニスタンド用・取扱説明書の製作▼

電飾スタンドが完成したので本体と同様に取扱説明書を作ります。


電飾ミニスタンド用の取説はワープロソフトの
取説を参考に作りました。(上記は本物)

本体の取説と同様にラベルブロデューサーで
地道に一本一本線を引いて似せた表紙にしています。

こんな感じに表紙が出来上がりました。

使用方法、説明文など、図を入れながら
シャープの取説っぽい感じに作りました。

取説などは凝り始めるとキリがないので・・
まぁまぁ満足出来る時点で終りにしました。

後日、PDF化した取扱説明書を公開予定です。

EPSONのフォト光沢紙を利用して取扱説明書を印刷します。両面印刷には対応していない用紙ですが、裏面の印刷もしてしまいます。


光沢のある綺麗な説明書が完成

説明することが殆どないので2ページだけです。

裏側も本物っぽい雰囲気が出てます。

これで、本当に全ての作業が終わったので記念撮影をして完成です。
この続きは「GIMIC用 X68000ケース製作への道のリ9(完結編)」で、紹介します。

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