■GIMIC用 X68000ケース製作への道のり5
▼キーボード・マウスコネクタっぽい部品の製作▼
実際に使用できる端子ではありませんが、本体の前面部分で飾った時に目に入るので、それなりに作りたいと思います。
LEDをケースに固定するときのパーツを流用します。 |
突起している部分をニッパーでカットしてヤスリで研磨 |
ダイソーの薄いアルミテープを用意 |
↓
アルミテープを細くカットして樹脂に巻きつけます。 |
こんな感じに、ちょっとだけ内側に巻き込んでいます。 |
ずっと前に購入して未使用だったピッチの狭いソケット |
↓
3pinと2Pinにソケットをカット |
2個を縦に接着固定 |
角を丸く研磨してから・・・ |
黒く塗装します。 |
先ほど作ったパーツと合体させてコネクタ風の完成 |
実機のキーボードコネクタは7Pinですが、スペースが確保できないのでマウスと同じ5Pinになってしまいました。
ちなみに、LED用のケースに固定するための樹脂パーツを使ったのは・・・、
樹脂の後側が広がっている構造なので加工した穴に入れるだけで固定と取外しが簡単にできるので利用してみました。
↓
▼ジョイスティック用コネクタっぽい部品の製作▼
これも実際に使用できる端子ではありませんが、本体の前面部分で飾った時に目に入るので、それなりに作りたいと思います。
紙フェノール板と薄いアルミ板を用意 |
D-Subコネクタ形状に紙フェノール板を加工します。 |
その周辺をアルミ板で囲うように曲げます。 |
↓
0.65mmのドリルで9個の穴を開けます。 |
2つを接着固定してから奥行きを研磨して短くします。 |
ピンセットで挟んで手塗りで黒く塗装します。 |
↓
連結ソケットのピン部分だけ取外して利用します。 |
先ほど製作したパーツに1ピンづつピンを刺します。 |
ピンの余計な部分を裏側からカットして完成です。 |
↓
試しに底板部分に取り付け。 雰囲気良いですね。 |
マウス、キーボード端子も、それなりに完成しました。 |
これで、ケース製作の殆どの加工作業が終わりました。 |
↓
細かい作業だったので苦労して作ったものの、
何か大きさが伝わりづらいので、 100円とサイズ比較をした写真撮影しました。 「マウス用コネクタ」、「キーボード用コネクタ」 |
↓
▼表面のロゴシールの製作▼
自作しているケースにX68000のロゴを入れたいのですが良い方法を悩んだ結果、クラフトロボを使ってカッティングシートで作ることにしました。
ただ、X68ロゴサイズが21mm(幅)x3.5mm(高さ)しかないので、綺麗にカットしてくれるのか心配ですが、先ずはロゴの自作から開始します。
ROBO Masterソフトを使ってX68っぽいロゴを自作中〜 |
試しに光沢シルバーのカッティングシートを使ってカットしてみました。 |
↓
|
残念ながらX部分は細すぎて剥がすことが出来ませんでした。 |
もう一度ソフトを使って「X」のカット幅を変更してみました。 |
カットする文字幅が0.5mm以下だとシールを剥がすのが大変なのと、
クラフトロボ・カッティングマシーンの限界でもあったようなので幅を広げて再度チャレンジです。
↓
今度は成功しました。綺麗なロゴで出来ました。 |
試しにペタっと貼付けしてみました。綺麗なロゴです。 |
シャープのロゴも同様に貼付けしてみました。 |
↓
シルバーのカッティングシートでロゴを作ってみましたが、思っていたよーな雰囲気にならなかったので白色に変更してみることに・・・
ずっと前から持っていたシルバーのカッティングシートは0.1mm厚程度だったので問題なくカットできましたが、 今回利用した艶消しの白はメーカーが違うので シートの厚さが0.1mm以下で、文字がボロボロになって 上手くカットできることが出来ませんでした。 試行錯誤の結果、刃先調整キャップ0.1mm用の 先ほどまで文字(ロゴ)がボロボロだったのが |
艶消しの白色カッティングシートでも綺麗にカットに成功 |
シャープのロゴも問題なくカットできました。 |
↓
シルバーに比べると白い文字のほうが良さそうなので、艶消しホワイトに決定してケース塗装の準備をします。
塗装した後に目立つので細かいキズを研磨します。 |
こちらのパーツ類は塗装はしませんが、表面はツルツルにします。 |
黒いパーツは艶消しクリアーで表面塗装します。 (黒い塗料は使わない予定です) 紙フェノール板の茶色いパーツは、 この方法は「据置型ゲームギア」で成功しているので |
↓
塗装する前に細かいパーツを接着固定します。 |
シール類も貼ってから塗装してみます。 |
ロゴが塗装中に剥がれないことを期待したいですね。 |
塗装は寒いと硬化しないで大変なので、先にカッティングシートで黒くする作業をします。
↓
▼カッティングシート貼り▼
マスターシステム風ゲームギアを製作した時に、カッティングシートを利用して上手く表面が作れたので
今回は上面と前面以外の部分をカッティングシートで黒くしたいと思います。
内側の見えない部分ですが、簡単な部分から作業します。 |
ツインタワー右側もカッティグシートで貼ります。 |
一番大変そうな穴の多い左側は最後に作業します。 |
↓
前回コツを掴んだので空気が一切入りませんでした。 |
L型の形状も難なく綺麗に貼れました。 |
一番面倒そーな部分もそれなりに完成しました。 |
カッティングシートに細かい穴を開けてスピーカー部分にする予定でしたが、
実際に作業してみたら満足できる完成度ではなかったので、後日何か他の方法を検討します。
この続きは「GIMIC用 X68000ケース製作への道のり6」で紹介します。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------