■マスターシステム風、ゲームギア製作への道のり7

そんなに大変な工作ではないと思っていたのですが・・・ 意外と作業工程が多くて全然完成しなかったりします。

▼ゲームギア/マスターシステム(マークIII)変換アダプタの製作の続き▼

製作当初はカートリッジ部分に枠を作る予定でしたが、強度的に問題がありそうだったので簡易版に変更しました。


幅の狭い難燃性のテープを使って配線部分を隠します。

裏表どちらにも、黒いテープを貼りつけて目立たないようにします。


自作したラベルを透明テープで表面コーティング

シールメーカーを使って裏面をシールにします。

下から引っ張ってシールの出来上がり


変換カートリッジに貼り付けて、完成しました。
マスターシステム/マークIII → ゲームギア変換アダプタ完成

ゲームギアは、マークIIIと同等性能らしいので、
PSG音源でマークIII/マスターシステムのゲームが殆ど動きました。

自作した配線が完璧ではないのが原因なのか不明ですが、
マークIIIの一部のソフトと、マイカードシリーズが全滅でした。
まぁ、それでも所有しているソフトの大半は動いたので、
これ以上は調べたり実験しないことにします。

▼微調整〜仮組立て▼

全ての工作が終わったので、パーツがケースに収まるように微調整を再加工をします。


スイッチ類の高さが邪魔だったので、パーツ変更します。

表面実装スイッチと、チップLEDに変更して調整完了

ケース側に基板を固定するスペーサーを接着

今後の塗装の為にパテで接着部分などを綺麗に穴埋めしてから・・・


今まで作った基盤類を全て収納してみました。

問題なく動作してネジ止めもできました。

▼表面加工▼

つや消しブラックで塗装する予定でしたが、所有している車用のサーフェイサーが完全に終わっていて、
今回だけの為に購入するには高い気がしたので、一度は試してみたかった「カッティングシート」を利用して表面を黒くしてみます。


今回購入した「マットブラックのカッティングシート」

丁寧にケースの隅からシートを貼付けします。


一枚のシートでは無理があったので分割します。

前・後・上部分だけ綺麗に艶消しブラックのカッティングシートが貼れました。


次に左右も綺麗に貼って、カセット挿入口を開けます。

RGB/ビデオ出力端子のある後ろ側の穴は、
カッターを利用して丸くカットしました。
素人の私でも今回購入したカッティングシートは
薄くて貼りやすくて空気も上手く抜けました。


スイッチ等の穴も綺麗にカット完了です。

カッティングシートの繋ぎ目も綺麗に出来ました。

▼表面シールの製作▼


数ヶ月前に作ってたデザインをレーザー印刷

裏面は両面テープを貼付けしてあります。

ケース表面に丁寧にシールを貼付けして前面部分は完成です。

▼底板もカッティングシート▼


自作した基板を底板にネジ止めしてから、カッティングシートを貼ります。

皿ネジ部分は多少突起しますが、後でゴム足を取付けるので気にしません。

▼基板取付け〜組立て▼


赤と緑色の樹脂とスイッチを取付けしてから・・・

その上に両面テープで基板を貼付け

今まで作った部品を全て合体させます。


レーザープリンタで印刷してシールにしてみました。

マスターシステムっぽいゲームギアの据置型ゲーム機が出来上がりました。
今回は2台同時製作なので、ここまでて数ヶ月を費やしました。

ちょっと雑ですが、出力端子部分に文字が入りました。

これで完成ではありません、この続きは「マスターシステム風、ゲームギア製作への道のり8」で紹介します。

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