川 原 毛 大 湯 滝

              2008/09/18

左側の湯船もちょうど良い深さ50cm
どでしょうか。申し分ありません。世の
中にこんな素敵な快適な露天風呂がある
なんて信じられません。

 泥湯のわずか前に川原毛地獄に到達
します。一面の緑の中を走っていたら
突然に真っ白な白い斜面が姿をあらわ
します。

 そこで経路を変更して108号鬼首
道路を利用して、鬼首地獄谷と間
欠泉をちらりと見物させていただ
き、秋田県に入って、秋の宮温泉郷
で右折して、泥湯にむかいました。

そして、ついに念願の川原毛大湯滝です。

 私の目的とするところは硫黄泉なのですか
ら、計画上もなるべく多数の硫黄泉をたずね
るように企画しており、きょうは朝から宮城
県と秋田県を結ぶ国道
398号線を利用して、

      宮城県 湯浜         
     
秋田県 大湯        
     
秋田県/岩手県県境 栗駒山荘

を目ざす予定だったのですが、398号線に辿り
着いたところで、道路閉鎖になっていること
をしりました。
6月の地震(平成20年岩手・
宮城内陸地震
の影響なのです。

まったくホクホクして帰途につきました。
  灌木の紅葉が始まっていました。



 では皆様、ご機嫌よう。

 なんと表現したらいいのでしょう。
「水力発電所の落下導管の水を受ける
プロペラの気持ち」というのでしょう
か。殴りつけられる凄まじさ、なので
すが、湯温はまことに適温で快適その
ものです。湯壺の底は細かい砂が敷き
詰められていて、これも快適です。

 すでに先客がお二方おられまして、右側の滝の
直撃湯壺で湯浴を楽しんでおられます。

駐車場に車を停めて狭い山道を降り
ていきます。指示標によれば、下り
10
分、上りが15分らしいのです。眼下に
は三途川が覗きこめますが、硫黄を食
べる好熱性バクテリアによって緑色に
なっています。

 ここからでも斜面を降りて行けば、湯滝に行けるの
ですが、帰りに山登りが必要になるので、周り道をし
ます。

 泥湯の奥山旅館です。ここの硫黄泉も素晴らしいの
ですが、昔入った経験があるので今回はパスすること
にして、いよいよ本番は大湯滝です。
51号線を降りて
三途川渓谷を遡るのです。