ローマ支配下にあった時代
(50 BC–486 AD)のガリアの遺跡
Google Map 2015による現状は:
1. マルス門
引用:
ランスの最古の建造物であるマルス門(「マルス門」、近所にあったマルス寺院の名前から)は長さ108フィート、高さ43フィートの凱旋門であり、柱で挟まれた三つのアーチ道からなる。もっともらしい伝説によれば、アグリッパがこの街を終点とする大街道を造ったときにアウグストス帝に敬意を表してレミ族が建立したということであるが、しかしこれは多分3世紀ないし4世紀のものである。このマルス門は市壁に作られた四つのローマ門の一つである。この門は9世紀に北フランスにノルマン族侵攻があった時代に復元された。1860年、近くで珍しいモザイクが発見された。それは大きさが36 x 26フィートで、動物や剣闘士を表わす35個の円形浮彫からなっていた。
前々世紀末まではランス駅裏に存在していたようだ。ランス博物館収蔵物のうち「5. ランスの円形闘技場」を参照せよ。
場所は:
画像:Google Map, 2015
3. 円形競技場
画像:ランスの地下回廊。もともとフォーラム(Forum、公開広場)を西と東から囲んでいた穀物貯蔵庫。現在は東側が残っているだけ。200AD。内部の写真は左。
画像:
2. 地下回廊(Cryptoporticus)
凱旋門である。この凱旋門の復元図にかんするランス博物館の館内掲示の翻訳は次。
説明文の翻訳:
マルスの記念碑アーチ
L.Margotinによって描かれた「マルス門」の原初の外観復元図;プロブス帝(在位:276年-282年)への献辞はあまりあてにできる仮説ではない。この記念碑は西暦200年頃に建立されたからである。
写真:ランス博物館内の展示から