ルーヴル博物館 (3)

                2014/05/14

画像:
翼のあるアイベクスの形をした壺の取っ手。その足はシレーニの顔の上に乗っている。
銀、部分的に金メッキ
紀元前4世紀
英文説明
アケメネス朝イラン550-330 BC

画像:
グリフォン(獅子の身体に鷲の頭をもつ怪獣)のフリース
釉薬をかけた珪石煉瓦
アケメネス期
ダレイオス一世統治時代紀元前510年頃
スーサ、ダレイオス一世宮殿
英語説明

画像:
ダレイオス一世宮殿謁見の間(アパダーナ)の柱頭
石灰石
アケメネス期
ダレイオス一世統治時代紀元前510年頃
スーサ、ダレイオス一世宮殿



 実に見事に復元されている。フランスの修復事業の成果に注目したい。

画像:イーベックスとケシの花をもつ人
ファサードM
P.-É. Bottaによる発掘、1843-1844
AO 19872

画像:
レバノン杉の木材輸送
ネオ・アッシリア期、713-706BC
コルサバード(現在のDur Sharukin, Iraq
浅浮彫、石膏・雪花石膏
栄光中庭(n)の北面
P.-É. Bottaによる発掘、1843-1844
AO 19890
英文説明:Frise du transport du bois

画像:
祝福する守護神
ネオーアッシリア期、紀元前721-705年頃(サルゴン二世統治期)
サルゴン二世宮殿のファサードN
コルサバード、イラク
P.-É. Bottaによる発掘、1843-1844
AO 19865
詳細英文説明

画像:
ライオンの頭のついた椅子を運ぶ召使い
ファサードN
P.-É. Bottaによる発掘、1843-1844
AO 19881
類似作品英文説明

説明

複雑な建築システム

この像は記念碑複合体の部分的な復元である。この記念碑複合体については、サルゴン二世宮殿の玉座室入口を発掘中にユージーヌ・フランダンが1844年に作成した図面で知ることができる。玉座室の正面外側、正面N、は人物の行列を示すフリーズ(帯状装飾)と、巨大な神霊によって護られた通路からなっていた。巨大な神霊とは一対の人間の頭を持つ翼付き雄牛と一対の優しい聖霊である。中央の通路はこの配列が再現されているのだが、通路の雄牛に加えて、壁に沿って訪問者に頭を向けた四匹の雄牛が追加されていた。各一対の間にライオンを押さえ込む聖霊があった。これらの造形の1つをPaul-Émile Bottaがルーヴルに送った。

画像:
ライオンを押さえ込む英雄

新アッシリア時代、サルゴン二世の統治時代(721-705 BC)
イラク トール・ケイフ 付近の Dur-Sharrukinにあった古代都市コルサバード(Khorsabad)、
アッシリアのサルゴン二世宮殿玉座室のN正面。

英語説明The Hero Overpowering a Lion

英語説明
  娘に与えた土地は、40グル(4km2)。未開墾の土地ならびに3つの村。これらの村にたいしては強制労役と税金の免除条項つき。
  ジャック・ド・モーガンが率いるフランスの考古学チームにより20世紀初頭にスーサで発掘された。
  この石碑は紀元前1158年の戦役ののち、エラム国王シュトルク・ナクンテによって戦利品として持ち帰られた。(Wikipediaによれば、「征服したシュトルム・ナクンテは征服されたメリ-シパクの娘と結婚した」というからこの土地は婚資だったのかもしれない

 その他写真は沢山あるのですが、いずれぼつぼつ整理することにします。

画像:Google-Map, 2014。赤いA印がDur Sharrukin

画像:ファサードN

画像:
古代バビロンのメリ-シパク二世の土地境界石碑
彼の娘フンナバト-ナナヤへの土地の寄贈を記念する。
カッシート(Kassite)期、Meli-Shipak王統治期(1186-1172B.C.
紀元前12世紀の戦争戦利品として持ち去られ、スーサで発掘された。
石灰岩