では皆様ご機嫌よう。

 この庭園の背後に千畳敷カールと宝剣山が白く輝いています。この小さな池は極楽浄土を模しているというのですが、現在は参拝者よりも、お年寄りのカメラマンでいっぱいです。あまり、人のことは言えません。私もそうとうな年寄りなのですから。

 一番奥深いところに鎮座ましましている本堂です。

 最近はこの冬の豪雪に痛めつけられたこともあり、外出はほとんどしないで家にこもっています。家にこもってパソコンと向き合っているのです。パソコンでどんな情報でも入手できる時代になっている、と感じます。パソコンは英語を世界共通語に仕立てる役割を担わせられている、といえるかもしれません。

 そういうわけで外出が超苦手になっている私ですが、この春はどうしても行っておきたい花見の場所がありました。

 それが駒ヶ根の光前寺だった、というわけ。

 平安時代初めに創建された天台宗の古いお寺なのですが、なんども火災に遭って、今現存する仏閣は江戸時代末期の再建らしい。けれども訪れるにふさわしい凛とした趣きのあるお寺だと思います。

 別にとくに説明したい話題もないので、写真だけ何枚かお見せすることにします。

 桜まみれになるような結構な一時間半でした。

 近くに「こまくさの湯」という日帰り温泉がありますから、一風呂浴びて帰りました。高速道路を使うと、山の家まで1時間半かかります。

画像:光前寺パンフレットから

駒ヶ根・光前寺

              2014/04/24