飛び越し・入れ替えパズル(その3)


 石が1次元に並んでいる、飛び越し・入れ替えパズル「その1」、2次元に並んでいる「その2」に続いて、石が3次元に並んでいるものについてもJava Appletにしてみました。 1次元、2次元の時には「マス」の中に石があるという表現にしていましたが、3次元ではそれだとわかりにくいので、囲碁のように格子点(軸が交差している点)に駒を置くような表現にしてみました。

 青い石と赤い石が、立方体の格子を埋め尽くすように並んでいます。それぞれの立方体は、1つの格子点を共有していて、その格子点だけが空欄です。

このパズルはJavaが動くブラウザでお楽しみいただけます。

 青い石は1つ右か1つ下、もしくは1つ手前が空いていればそこに進めます。また2つ右か2つ下か2つ手前が空いていれば、1つだけ飛び越えてそこに進めます。逆に赤い石は、1つ左か上か向こう、または2つ左か上か向こうが空いていたらそこに進む(飛び越す)ことができます。このルールで青い石と赤い石をそっくり入れ替えてください。

 操作方法は、動かしたい石(赤●青●)をクリックすると、ルール上空きマスに移動可能ならばそこに動きます。入れ替えが終了すると、背景が赤くなるつもりでプログラムを組んであります。

 実はこの3次元版、私もまだ成功していません。 解がある(解ける)ことの検証もしていません。 多分出来るのだろうと思うのですが、2次元版の次数が2のもののように「不可能」という例もあります。 その検証のために作ったアプレットということで、もし成功された方がいらしたら、ぜひ教えていただけたらと思います。

 最初のバージョン(ver 0.10)では、1手だけ戻せる[undo]ボタンを用意したのですが、これだけ手数のかかるパズルで戻せるのが1手だけというのは遊びにくいので、ver 0.20 では[undo]ボタンをやめて[prev]ボタンと[next]ボタンを追加しました。手数の上限はありますが、これによって操作を好きなだけ戻したり、再び進めたりすることができるようにしてみました。(2003.03.20 追記)


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