正十二面体の骨格を利用した Java パズルのシリーズの１つです。このシリーズをご覧になっていない方は、まずはこちらのハミルトン・パズルや、正十二面体のパズルA、同じく正十二面体のパズルB をご覧下さい。
このページでご紹介するのは、上記の正十二面体のパズルBとよく似たパズルです。 このパズルでは、どこかの頂点を選択する（クリックする）と、その頂点に隣接する3頂点の色が、赤ならば黄色、黄色ならば赤に反転します。選んだ頂点の色は変わりません。 また、このパズルでは初期状態では20箇所の頂点が全て黄色になっています。 このパズルの目的は、何箇所かを選択することによって、最終的に盤面の状態を初期状態と同じ、全てが黄色になるようにすることです。
といっても、同じ頂点を2回選択するとすぐに元に戻ってしまいますので、「一度選択した頂点は二度と選べない」というルールを追加します。まず最初にどこか1つの頂点を選んでクリックすると、その頂点の周りの3点の色が反転します。この3つの赤い頂点を、他の頂点を何箇所か選択することによって、全て黄色に戻してください。
すでに選択した頂点には何のマークも付きませんが（わかりやすくてきれいな表現が思いつかなかったのです）、実際に押してみてもカウンタの数値は変化しませんし、まわりの色も反転しませんので、それで判断してください。
なお、このパズルには原理的に全く違った複数の解がありました。このパズルの考案者である濱中さんの用意されていた解と、このパズルをきいて私が出した答が違っていて、驚きました。