10月7日 成田出発 |
2:30 起床 3:30 自宅発 7:30 成田空港集合 9:25発の「中国国際航空」にてフライト 15:25成都着予定が1時間弱遅れた |
いよいよ出発の日。無事成田空港近くの駐車場まで行った時、予約していた駐車場を見逃してしまい、ぐるっと回って戻ることになってしまった。そこだけが遠く感じた。
今回預けるのは9日間、帰りは空港まで車を持って来てもらうのだが、到着時間が遅いため割増料金がかからない駐車場を探すのに(ネットで検索、予約)ペーターは少しだけ苦労した。
9日間の料金は5,500円。車でないと前夜と帰国の日も空港近くに泊まらないといけないためすごく安く済んだ。金額もだけれど休みが取れないので、時間的にもずいぶん助かった。
駐車場の送迎バスで無事7:30には所定の場所に到着。ツアーリーダーと挨拶をして、今回の参加者名簿、その他書類を渡される。今回はいろいろなところから参加していて、出国は4箇所、<成田空港、セントレア、関空、福岡空港>で全員で13名の参加、そのうち東京組みは我家も含めて7人にツアーリーダーの鈴木さんとなる。
四川省の省都、「成都」までは直行便ではあるけれど、「北京」でいったん全員降りて1時間弱かけて入国手続きをした。この時にこれからの時間に合わせて時計を1時間遅らせる。
成都では入国審査表を出して無事パス。そこでこれからの旅のお世話をして下さる現地ガイドの馬(まー)さんと合流しホテルへ行く。
この日は夕飯がついていないため、馬さんの紹介のお店に行き「四川料理」を食べたが、本場のマーボ豆腐はさすがに辛かった。他の空港からの参加者とは翌日の朝初顔合わせとなる。
中国のビール
10月8日 九寨溝への移動 |
7:00 モーニングコール (6:30〜朝食) 9:00 集合 |
ロビーにて今回の参加者の顔合わせをし、リーダーの鈴木さんより簡単にこれから必要な事項を聞く。
■トイレは「厠所」(シェスオ)、または「公厠」で5角(0.5元)、管理人がいるので払うこと。おつりはちゃんともらえる。
■日本と同じ漢字を使う国なので、書いていることはだいたい漢字で判断がつく。
九寨溝までは当初バスでの移動を予定していたが、中国の建国記念日にあたる「国慶節」の連休の時期となり、非常に多くの中国国内旅行者が観光地を訪れるため、国内航空便に変更となった。
前日と同じ空港の国内線にて11:15の便にてフライト。九寨溝の空港は標高3,500mにあり、そこは一変してチベット的な風景だった。
この空港からこれからお世話になるバスと運転手さんに合流した。
バスに乗って途中お昼を食べ、ホテルへ到着。
夕飯まで時間があったのでその辺の散策のつもりが、1時間近くかけて九寨溝の入り口まで歩いて行ってしまった。
そしたらまぁ、なんと大勢の人がいることか・・・明日この中に混ざって歩くのかな?
2泊した九寨溝のホテル
中国のホテルは***酒店とか***飯店ってのが多い。
10月9日 九寨溝ハイキング |
5:15 モーニングコール 6:00〜朝食 7:00 集合 |
いよいよトレッキングの日。行く前にもらった案内では徒歩約1.5時間なんてあったけど、前日の説明で6時間ほど歩くとのことで良かった。1.5時間なんてあんまりにも少なすぎたから。
昨日歩いて行った道をバスで行き、九寨溝入り口で下りる。馬さんに入場券を買ってもらい入場。まずは園内バスにて奥に入り、見所の箭竹海で下りここからトレッキングの開始となる。
九寨溝入り口 前日夕方来たときにはものすごい人だったけど、時間が早い(8:30頃)だけあってまだひっそりとしていた。
九寨溝メモ 1.「童話世界」に喩えられる神秘的空間 Y字に深く切れ込む谷間にエメラルドに輝く湖が大小100以上ある。 2.チベット族の村(寨)が9つあり、渓谷(溝)がいくつもあったことに名を発する。 3.1992年に世界自然遺産に登録されたことにより日本でも有名になった。 国内では1978年から自然保護区に指定された。 4.自然保護区の広さは約720ku、シンガポールの面積よりも広い! |
今みたいに大勢押しかける前は熊猫(パンダ)が水を飲みに来ていたという熊猫海と熊猫海瀑布
そして九寨溝で最も美しいとされる鮮やかな色彩の湖「五花海」
その色合いは俯瞰すると羽を広げた孔雀に見えると言われる。ちょうど日が差して来てほんとにきれいだった。
こ〜〜〜んな4,000m無名峰が顔を出してくれた
最後はまた園内バスに乗り入り口まで。9時から歩き始めて入り口到着は5時だった。お昼とバスの時間を除いて約6時間歩いたが、歩いたのは全体の半分もいかないくらいだった。
全部歩くには、バスを使っても丸2日は必要だと思う。また来ることがあるかどうかわからないけど、全部歩いてみたいと思った。特に反対側の最高地点にある「長海」「五彩池」を見てみたい。
バスでホテルに戻り6時半に再びロビーに全員集合。そこでリーダーの鈴木さんから翌日の予定の説明があり、全員揃っての夕食となる。今後ずっと夕方はこのスタイルとなる。
九寨溝の概要図・・・6時間歩いたといってもわずか赤線の部分のみ。
いかに広いところかわかっていただけますか?