スキーのページ 06 Winter

オーナーのワンポイントレッスン

 ●シーズン始めには・・・(初・中級者向け)
 一般に先シーズンのもっとも良かったイメージが残っている反面,体が反応しない為にバラバラになる事が多く「こんなはずでは・・・」とあれこれやった結果ますまひどくなることがあります。そこで先ず,基本に戻る事をお勧めします。
「前傾姿勢」
 分かってはいても体が遅れてしまいますがその為の効果的な練習法をひとつご紹介します。

.なるべく緩い斜面を選び、真下に向かってストックに体重をかけて体を支える。その時、腰を引かないこと(曲げずに伸ばして)、ヒザをなるべく伸ばす事がポイント。そうするとブーツの前に体重が掛かるようになります。スタンスはプルークでもパラレル(平行)でもかまいません。

腕を伸ばしたままストックをそのまま前に押し倒すようにしてスタート。
ストックを抜こうとしたり持ち上げようとしたり、漕ごうとしてはダメ。ここが最も大切な点です。

.腕は伸ばしたまま、ストック先端を引きずるようにして止まるまで1,2、の態勢を維持するようにします。  
これに慣れたら少し斜度を上げてやってみましょう。
さあ、今シーズンはいつもこのスタートで滑り始めると調子がグッと上がりますよ!。

ターン弧をまるくしよう!
下の絵のA,Bを比べるとBは急な大きいズレでターンしていることが分かります。当然、ちょっとスピードが出ると曲がりきれなかったり雪面コンディションが悪いとそこで転んでしまうことになりますが、ほとんどの初・中級スキーヤー(ボーダーも同様)はBパターンになっているのを見かけます(もちろん本人はAのつもりですが・・・)。
そこでイメージを変えてみましょう。丸く描いてるつもりがBになるならXの部分を長く、つまり斜面の真下に向かって滑る時間を長く取ってやればいいわけです。特に初級者はそこでスピードが出るのが怖い為、早く回り込もうとしがちですがYの部分で十分にスピードを殺してから次のターンに入れば大丈夫!。結果としてCのような大きな釣り針を描くつもりで弧を作るとAに近づいてきます。最初は緩斜面で練習してそのイメージがつかめると、ずっと安定してターンできることが分かりますよ。
これはカービングターンを目指す上でも大切な事ですので今シーズンは是非、Aのターン弧を身につけてくださいね。
カービングターンにする為には・・・・!!
先ずはスタンスを広く!最初は肩幅より狭くならないように気をつけて(特にターン後半に)。カービングターンはズレが少ない分スピードが思った以上に出ますので最初はなるべく緩い斜面を選ぶことが大切です。その時に前述のターン弧を意識してスキーを回そうとしないことがポイントです。ターン後半はどうしてもずれてしまいがちですがその時は、プルーク姿勢で外足だけに集中して外足と同じ側の手で膝を内側に押し込んだ姿勢のままターンを仕上げるようにすると効果が上がります。その時に遠心力で内足が浮き上がるようになればしめたもの、後はその分、体を内側に傾けてやればいいわけです。その時に外足の膝が伸びてしまわないようにしっかりと内側に押し込み続けたままの姿勢で体全体を内側に傾けます。今までずらすことで減速していたのを回しこむことで(スキーを振ることではありません)減速するわけですからその時の遠心力は想像以上だと思います。ですからその感覚がつかめるまではなるべく緩い斜面で練習する必要があります。
ここまでができるようになるまでには滑走日数にもよりますがひとシーズン掛かるかもしれません。
それができたらいよいよ内足の練習になります。それはまた、次回にご説明します。

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