ようこそF・K Homeへ 水抜き不要 全天候型非氷点下住宅  夏涼しく冬暖かい優しい別荘 モデルハウス見学受付中
 
 
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F・K Home
とは住宅自身が氷点下にまで冷え込まないように工夫を凝らして建築した「全天候型非氷点下住宅」の愛称です。

 この住まいの利点は、最初にも述べましたが
水抜き・水通しが不要なこと、家電製品が零下にさらされないことでパッキン等の凍結などによる故障が少ないこと、そして、屋内の薪が凍ることがないので、薪ストーブの立ち上がり(巡航温度250℃)が早く、燃料消費が少ない省エネ住宅であって、同時に不凍液などを使用しなこと等、環境と人と家族に優しさと楽しさを与える住宅といえます。

 サッシ関係はすべて断熱効果の高いアルゴンガス入りの複層
Low-Eペアーガラスです。
 外壁は煉瓦張り、屋根は瓦で基本的に
メンテナンスフリーの住宅です。
 そして、屋根からの氷柱・落雪の危険を想定し、安全なところに落下するようにあらかじめ落としどころを決めた、
屋根形状とした設計です。

 その
効果は当然夏の暑さ対策としても効力を発揮し、通常の別荘であれば窓を全開にして風通しを良くすることで暑さをしのぎますが、F・K Homeの場合は窓は一切開ける必要がありません。
 窓を開けると返って暖気を呼び込む形になり室内温度が上がってしまいます。
 従って
冬暖かく夏涼しい文字通り魔法瓶のような住環境となっています。
 そのため、
湿気や結露・カビといった心配も無用です。

 つまりF・K Homeは外断熱方式による高気密・高断熱工法によって、四季を通して室内温度が
外気温度に影響を受けにくいということです。
 更に湿気や結露・カビに対しては
24時間計画換気(第3種換気)によりほぼ2時間に1回全室の空気が換気されるように強制排気されていますので、通常の別荘ですと起こりやすい、「空気のよどみ」・「室内のカビ臭さ」等がないので湿気・結露・カビ対策は特に対策を行っていません。


 建物の大きさは、延べ床154u(駐車場は除く)の総2階住宅で、駐車場を除いたいわゆる
坪単価は約54万円で済みました。

 長野県諏訪郡にある富士見高原は八ヶ岳のほぼ西麓にあり、我が家は
標高1200mほどの高地に建築しました。

 冬期は零下14℃〜20℃にまで下がるので、一般的な別荘建築であれば当然冬期期間は水道管の
凍結防止のために電熱ヒーター等の凍結防止帯を敷設し、不在時には水抜き作業を行って滞在するためには水通しの作業が必要となります。

 不在時には外気温度とほぼ屋内温度が同じくらいまで下がるので、屋内の
家庭電化製品等の傷みも早く、何よりも水抜き作業を失敗すると即水道管やボイラーそしてカラン関係の破裂を招くので、とても神経を使い、別荘を使用するときは凍った水道管等を解凍せねばならず、お山へ到着してもトイレも使用できない状態なので毎回、細心の注意を払いながら使用しなければならないのでその作業が非常に面倒になってしまい、次第に冬期間は別荘を使用しないようになってしまいます。
 
 更には、不凍液を各所に注入するなどで、
環境的にも問題があると思われます。
また、別荘ですので、薪ストーブを使用している方々も多いのですが、別荘で週末や祭日しか利用出来ないものにとって、金曜日の仕事を終え、夜現地八ヶ岳富士見高原に到着したときなど、
屋内でも氷点下−10℃になっていることもまれではなく、薪ストーブ用の薪自身が凍結していて、焚くことが困難な状況でさえあります。
 そこでやむなく、家が暖まるまでの間車の中にいるか到着時間が早ければ温泉に行って、その間ストーブを焚き
住宅を暖めておきます。

 また水通しの作業をしないとトイレも使用できません。

 便器を電気毛布に包んで強制的に温める方法やドライヤーを駆使して使用できるようにするそうです。

 水道のカランを外して東京に持ち帰る方もいて、毎回水道工事状態ですとのお話しも聞いています。

 このような苦労話は枚挙に暇がありませんが、寒冷地でも簡単に使用できる
住宅システムがなぜローコストで出来ないものなのか不思議でなりませんでした。

 そこで、ちょっとした工夫によって、住宅自身が氷点下まで下がらない仕様の住宅を考案し、3年間冬期間の屋内外の温度測定を行い、最低外気温度が−18℃の時でも、屋内は+3℃までしか下がらないことが実証されました。

 
 

 実際生活してみて、冬期間いつ出かけても、室内は(+)温度なため、暖房に掛かる費用も節約でき、薪ストーブ一台で全室がすぐに暖まります。
簡単で楽な仕様の住宅ということで、冬期間であっても
高齢の両親や女性達だけで、簡単気軽別荘生活を過ごすことのできる住宅なのです。

 
天候の如何にかかわらず住宅が氷点下にまで下がらない「全天候型非氷点下住宅」仕様にするための建築時にかかる費用は、住宅を氷点下にしないための熱源である「蓄熱式暖房機」代金の20万から30万円のみです。
尚かつランニングコストは、3年間のデータから、冬期期間は毎月2000円〜3800円程で、その他の夏季期間は基本料金400円弱の
深夜電力料金のみです。

 以上の事から
費用対効果を考えると、冬期間水道管・ボイラー・洗面器具や水洗器具を凍結により破損させる危険性を考慮すると、その費用対効果は十分で通常の寒冷地住宅での水道管等の露出配管に敷設している電熱コイルの電気代金の方がよほど経費がかさみます。

 したがって、このような簡単な工夫によって、天候の如何にかかわらず、住宅自身が氷点下まで冷え込まない住宅を考案したことは特許事務所の弁理士さん曰く、「十分
『発明品』として有効です」とのお勧めもあり特許申請を行うこととし、発明品名称「全天候型非氷点下住宅」F・K Homeとして特許を出願することにいたしました。


  次回は【 F・K Home 特許出願について 】の内容についてお送りします。