学校からの帰り道、我が家は山の上(?)にあるので、二人は長い長い上り坂を歩いてこなくてはいけない。
しかもそれはあともう少しで終わりという所で、傾斜が急になっている坂道。
毎日二人は汗びっしょりで、真っ赤な顔をして帰ってくる。チョット可哀想な気がする・・・。
帰 り 道
入学に向けて親の不安
恐らくほとんどのお母さんが、自分の子供が新しい環境に飛び込んでいく時は、多かれ少なかれ不安を持つものと思う。
当然私も入学前そして入学後暫くは、何もかもが不安で仕方なかった。
担任の先生と上手くやれるだろうか、学校の行き帰りに事故に遭わないだろうか、友達と仲良くやっているだろうか・・・
数えたらきりがない。本当に些細なこともいっぱいある。
時間が経って振り返った時になんであんなことを・・・って笑えるようなことまで、悩んでいたりする。
とにかく悩みは尽きない。でもあえて悩まないようにしようと思った。
これから先色んな困難が二人を待っていると思う。でも、きっと自分達の力で乗り越えていってくれるはず。そう思うことにした。
そうしたら不思議と気持ちが楽になった。その代わり私はここから、ずっと二人を見守っていこう。
二人がどんな困難にも立ち向かうことが出来るように。
りえは学校で、チャボがたくさんいる中庭という場所の掃除を担当している。保育園時代から一緒のたいたいと二人でやっている。
掃除をするご褒美に、チャボの卵を見つけたらもらえるらしい。
偶然参観日にそんな話をたいたいママとしていたら、案の定持って来た。
小さくてまだ生温かい。産みたて?
ずっと温めていればヒナがかえるかもしれない・・・と思いつつ、朝食へと化していく、卵たちであった。
チャボの卵
入学式直後から、クラスでおたふく風邪が流行った。
今日は何人休んだ。○○ちゃんがおたふくらしい。色んな情報が飛び交う。しかしうちはなかなかかからない。
いい事なのか悪いことなのか・・・。
ついに近所のえりちゃんがおたふくになった。しかも連休中。よし今だ!といって今日なるものではない。
仲良しママさん達とメールで情報交換。「うちはまだ」「ついになった」一喜一憂する。
結局里絵は物凄く軽いおたふくになり、里紗は罹ったのかどうかも怪しい状態。
『おたふく』騒動
早起き・・・辛い
小学校に入学して一番変わったこと。それは早起き。
保育園時代には当然眠っていた時間に、私も里絵里紗も起きなくてはいけない。結構これは辛い。
ましてや二人は朝食を食べて、学校まで2km余りの道を歩いていく。
今まで車で送り迎えしてもらっていた二人が、ちゃんと歩いていけるだろうか。無事に学校に着いただろうか。転んだりしていないだろうか。
なんだか色んなことが気になる。
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