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私はりえよりもりさが早く出来たことが嬉しかったんだけど、りえはそうじゃなかった。
元々負けず嫌いな子だから、チョット悔しかったみたい。半分べそかいてた。
「なんでもかんでもりえが先って訳にはいかないと思うのよ、一つくらいりさが先だっていいじゃん。
これからこういうことはいくらでもあることだよ。いつもりえが教えてあげてるから、今回は教えてもらいなよ」
と言って何とか収まりましたが・・・。
隣でフンフン聞いていたりさ、『ママ、でんぐり返しも私が先よ』・・・そうでした。
「だるま浮き」の続き
「だるま浮き」出来たよ
6月下旬からプールが始まりました。
学校のプールは大きくてチョット深いから心配だったんだけど、早速りさの方からうれしい報告が・・・。
『だるま浮き』というのが出来るようになったって。
実はりさは、去年保育園のプールでは顔を水につけることがなかなか出来なくて、でも担任の先生初め他のクラスの先生も、
りさの性格をよく理解して下さっていて、いろいろ言うとやる気を失わせてしまうから、自分でやってみようという気になるまで
黙ってみていましょうと、じっと見守っていてくれたのです。
その結果、もうすぐプールの季節も終わりという頃にやっと自分でお水に顔をつけることが出来るようになった次第。
(りえはさっさと積極的に挑んで出来ていたんだけど。)
だから本当に小学校でのプールは心配でした。まだKENZO先生には、りさの性格のこととかきちんとお話していなかったし。
そうしたら、りえよりも先にりさの方が『出来たよ』って言う報告。多分初めてじゃないかなあ、りさの方が先に出来たことって。
彼女も成長してるってことかな。
初 恋?!
運動会があった日の夕飯、「里紗頑張ったね」「里絵もよくやった」などと家族団欒ほのぼのムードでいる中、
二人から衝撃の告白(?)がありました。
二人の通っている小学校は、各学年1クラスずつしかないという小規模校。
そこで「縦割り班」といって、1年生から6年生まで各学年1、2名ずつのグループを作って、いろいろ行動をしている。
二人ともそれぞれの班の班長(男の子)がかっこよくて好きらしい。
私は(へーりえりさがそんなことを言うようになったのね)と、穏やかな気分で聞いていたんだけど、穏やかでなかったのは文さん。
もうお茶碗が手からこぼれそうになって、ボー然としている。
いつまでも「パパちゃん、ひき(好き)」といってくれた保育園入園前の思い出を引きずっていちゃあだめよ。
子供は日々成長しているんだから。お風呂だってもうすぐ一緒に入ってくれなくなるよ。
学校の行事の都合で、今年はいきなり6月に運動会があった。入学して2ヶ月足らずで運動会。
ただでさえ不安なところに更に追い討ちが・・・。
運動会目前にして里紗が2回もこけて、両膝を負傷。しかも化膿してしまった。
当日は両膝包帯の痛々しい姿。しかも足が曲げられないとかで、変な歩き方してる。
[かけっこ、走れる?]直前に声かけたけど、顔がこわばってる。だめかなあ。途中で泣き出したりしたらどうしよう・・・。
そうこうしているうちに里絵と里紗の順番になっちゃった。
直前に文さんから「ビデオ撮って」とか言われちゃうし、何がなんだかもうハラハラドキドキ、半分パニック。
アー、ちゃんと走ってるー。痛いの我慢して里紗が走っていました。泣き虫里紗がなんかたくましくなったんだなあって、
チョット嬉しかった瞬間。あっ、ビデオちゃんと撮れたかなあ。
運動会で・・・