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お花見:下菅沢の祖霊桜  

どぶろくが飲めるのは午後からという事で、近くの桜のお花見に出かけました。 

 運動公園のソメイヨシノは満開で丁度見ごろ。 

 昨年は3月でしたが、多摩森林科学園に桜の勉強に行き、

日本の桜は10種類の野生種と中国からの外来種1種類から出来ていると教わりましたが、

いまでは300種以上あるそうで、見分けるのはなかなか難しいそうです。   

細い道を、人に尋ねながら行くと八ヶ岳を見下ろす丘の上に、見事な一本桜がありました。

  樹齢360年以上の枝垂桜です。 

 エドヒガン桜だそうで、織田軍に敗れた武田氏の家臣等が山梨から移植したものだとか、

今は地域の大地主でもあった木川姓の人達の守り神でもあるそうです。

お花見:古御堂の枝垂桜

次に向かったのは、古御堂の枝垂桜です。 

 古御堂についた所で、裏山に神社が見えたのでまずはそちらを見学する事にしました。 

 神饌幣帛料供進社・皇大神宮だそうで、

明治から終戦まで県から、例祭に神饌幣帛料が出た社だそうです。 

 丘の上には、諏訪神社・成田不動尊・金山神社等が並んでいました。

御柱もありました。  神殿脇には天神様の大きな像が立っていました。 

 成田不動尊の他に、鬼と童子を従えた立派なお不動様がありました。

古御堂側に、立派な石段があり、どうやらこちら側が入口の様でした。

   

樹齢250年以上の枝垂桜で、こちらもエドヒガンだとか。 

こちらは、市の天然記念物にもなっているそうです。

御堂。  ここ北久保は上社の神領だった所を、

江戸時代初期から田沢村の新田として開拓された所だそうで、

幕末になって、大祝・諏訪頼啓の位牌を安置する為に建てられたそうです。

須弥壇と欄間は、二代目立川和四郎冨昌が造ったものだそうで、市指定文化財にもなっているそうです。

ちょっといっぷく:新次そば三井  

今日の昼食は、富士見まで足をのばし、自分の畑で収穫した自家製そばの、十割そばを頂きました。 

 お店の様子も随分と変わった様で、うっかり通り過ぎてしまいました。 

  まずは、どぶろく祭りの前にビールで乾杯。 

午後からは、この近くに標高の高いこの地では珍しいヤブツバキの古木があるという事で、

それを訪ねる事になりました。  

   
お花見:武藤家のヤブツバキ  
   

樹齢200年程の古木で、ここ標高900mの高地にある古木は珍しいそうで、

町の天然記念物にもなっているそうです。

あるのは、個人のお宅だそうで、会長さんのお知り合いだとか、お留守でしたが入って見せて頂きました。

  ご近所にも、あちこちにヤブツバキの木が見られましたが、このあたりは比較的暖かなのかもしれません。

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