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中央のオカメ様はマリオさんに嫁入り。
女性群も大活躍。

最後に傘踊りが披露されて、午前の部は終了。
ちょっといっぷく:マリオ  

 

今日の昼食はマリオさんでいただきました。

館内には、秋宮一之御柱懸垂旗が展示されていました。  

 今回の秋宮一之御柱の木落のセレモニー用にと作られたものだそうで、

里引きの建御柱が終わった後に、秋宮に奉納されるそうです。

食事のあとで、会長さんから懸垂旗の話、午後から見学する三区の御騎馬の説明をしていただきました。 

三区騎馬行列:下諏訪町指定無形文化財
先頭・幡持・1人。 先払・2人。
   
  挟箱四人衆。

続いて、色傘・進行の音頭取り・1人、重藤弓・1人、挟箱・先筥・4人。

諏訪神社では、鎌倉時代から御柱祭・御射山祭・御舟祭等に騎馬行列は有ったそうで、古い型の役が残っているそうです。

   江戸時代には御柱の警護に、殿様騎馬・家老騎馬・大祝騎馬・高遠騎馬・両奉行騎馬・

そして氏子達が華を添えた寄合騎馬と12騎馬が出たこともあつたそうです。 

  明治4年に藩が無くなり、5年の御柱の時は騎馬行列もなくなってしまったそうです。  

 道具はまだ残っていたので、次の明治11年の御柱の時には、

上社神宮寺地区と下社・下の原(一区)の氏子は四賀・上桑原の騎馬子から大祝騎馬の形式を伝えてもらい、

騎馬行列を復活させたそうです。  

 下社三区・友之町には高島藩の騎馬行列で、赭熊をつとめていた人が居たとかで、

その人を師として同じ明治11年の御柱には、奉納騎馬を復活させたのだそうです。

   上桑原では、江戸時代には、高島藩家老騎馬行列を上社御柱に奉納していたそうですが、

藩がなくなった翌年からは、上社ではなく地元の足長神社に奉納する様になったそうです。 

  御騎馬には二種類あるそうで、大祝騎馬の流れをくんだ、

上社・神宮寺地区と下社・下の原の騎馬は、出陣騎馬で、

上桑原と下社・友之町の騎馬は凱旋騎馬だそうです。

出陣騎馬は、立浪型の上下の動きで、掛け声も勇ましく○○マカセー(負かせ)というような掛け声が多いとか。 

 凱旋騎馬の方は、出陣騎馬よりも派手な衣装で、遠地から里に戻った喜びを表す、横浪の動きが特徴だそうです。 

 掛け声もアレハサートーナ(里な)と里を懐かしむ様な掛け声が多いそうです。  

 

 
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