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ちょっといっぷく:ガムラスタン  

今日の昼食は、蓼科カントリーを少し下った坂の途中にある、

北欧料理のガムラスタンさんでいただきました。 

 入口の扉の上には、1998とありますので、18年前からオープンしていたと言う事でしょうか、

前は通る事があっても、なかなかよる機会がありませんでした。 

  ガムラスタンとはストックホルムの旧市街の事だそうで、

ストックホルムは昨年日本でも賑わったノーベル賞受賞式の晩餐会の宮廷料理もありますが、ここは家庭料理だとか。 

  まずはオランダビールで乾杯、一歩きして乾いたのどを潤おします。 

 美味しい料理で満腹になった午後からは、スェーデン国旗におくられて氷の横谷渓谷へと向かいます。

横谷渓谷:  

渓谷入口の木戸口神社。

メルヘン街道を上り横谷峡へと向かいます。    

    このあたりは信玄の棒道も通っており、木戸坂入口として関所も有った所だそうです。 

 神社は、いつの頃からか、諏訪大社の小宮として造られたものだそうです。

初に訪れたのは乙女滝・残念ながら凍った姿は見れませんでした。 

 乙女滝は、落差30mほどの立派な滝ですが、

江戸時代に新田開発に貢献した坂本養川によって造られた人工の滝だそうで、

水は下を流れる渋川に流れるのではなく、用水として渋川を橋で渡って下流の用水路へと流れているそうです。

  滝は用水路の勾配を軽減し流速の低減にもなっているそうで、先人の知恵が感じられる滝です。  

 

降滝・落差4m 横谷渓谷は、十数万年前に出来た、まだ幼年期のV字型渓谷だそうです。

  所々に十数万年前の糸萓火砕流の岩が削られた一枚岩の滑滝が見られます。 

 霧降滝のあたりまで来た所で、左手に小さな氷瀑が現れます。  

ここは、カメラマンや見物客で結構賑わっていました。

この滝は、十数万年前の糸萓火砕流の上に、

五万年ほど前の横谷峡溶岩が堆積して出来ているそうです。

  滝の端の茶色の帯は、すぐ上にある湯元から鉱泉水を引く引水が流れて来たものだそうです。

 

霧降滝から上の道は積もった雪が融けて、それが凍り道全体がアイスバーン状態。 

 足元に気お付けながら上流の屏風岩へと向かいます。

屏風岩氷瀑。   先ほどの氷瀑よりは、かなり大型です。

道は凍ってツルツル、帰りは雪の残る所を探しながら慎重に下ってきました。

帰りは、途中にあるACOOPさんでお買い物、地元産の花が人気の様でした。  

 マリオさんに到着したのもほぼ時間どおり、

最後まで空は青空、雪と氷の世界を十二分に堪能出来た一日でした。  

 感謝!! 感謝!!

 
 
   
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