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第百六十二回自然と歴史探訪明治蔵物語・武井家の収蔵品から

 

町立歴史民俗資料館:

2015年の最初の探訪は、足元の下諏訪町から始まりました。   

  最初に訪れたのは、立町にある歴史民俗資料館です。  

   昭和62年に出来たそうで、かなり以前から資料館としてやっていた様ですが、

地元に居ながら建物の前は何度も通ったものの今まで一度も中に入った事は有りませんでした。  

  ご案内いただいたのは松倉さん、あまり時間の無い中だったので幕末近くなってここ下諏訪で起きた

二つの事件・水戸天狗党・相楽総三赤報隊の話をして頂きました。   

  まずは、この建物ですが明治初年に建てられた、江戸時代の宿場の商家だそうです。  

 表を見ると縦繁格子の戸と、ちょっと飛び出した出梁造りの二階が目に付きます。  

   入口を入ると通り庭と呼ばれる土間が奥の庭まで続いています。 

そこには、かって各旅籠で使われていた看板が並んでいました。   

  今は受付になつている広い板の間は見世と言うそうですが、そこには御柱の引き綱が展示されていました。   

 見世の奥には、囲炉裏の掘られた板の間が有り、二階まで吹き抜けになっていました。

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