3/3
古春慶(枇目)・吸物椀。 歌聖人麿像・松田亮長。
柿本人麿像・川尻亮之。  

高山には、平田亮朝を祖とする、江戸末期の根付師の一派があるそうで、

松田亮長は高山一刀彫の祖となつた人だそうです。

ちょっといっぷく:銀風亭  

日下部民芸館の見学が一通り済んだ所で、上一之町へ移動、銀風亭さんで昼食という事になりました。 

 本日のお薦めは、飛騨牛の瓦焼き。  

今日は、外が寒かったので、まずは熱燗で乾杯して食事となりました。

食事の後は、自由散策という事でしたが、銀風亭さんの隣が、

飛騨高山まちの博物館なので、そこを見学しながら集合する事になりました。 

  今回は、先生のお宝探しのコースを行ってみる事にしました。  

博物館の見学は最後にする事にして、上一之町の先生お馴染の骨董屋さんへと向かいます。  

 高山は雛祭をひかえ、各御店の前には、店自慢の御雛様が飾られていました。 

高山町中散策:

上一町上組・神楽台屋台蔵。 上二神明町・石橋台屋台蔵。 
やがて、最初のお店・骨董がらくた屋さんに到着。

がらくた屋さんの御雛様は、とやまの土人形。 
  
  店にはいろいろ並んでいますが、目の無い私にはガラクタですが、目のある先生にはお宝の山。 

  結局、お宝を発見出来たのは、先生だけでした。 

春の三王祭では全屋台の先頭で引かれるそうです。

次に訪れたのは、先生お薦めの明治元年創業の高山名物・三島豆本舗。  美人おかみも健在でした。

上三之町・恵比須台屋台蔵。     上二之町中組・五台山屋台蔵。

五台山には、飛獅子の彫刻・立川和四郎が付いているそうですが、

屋台に彫刻を付けた最初の屋台だそうです。 

  ここらでそろそろ時間切れ、博物館へと戻ります。

飛騨高山まちの博物館:
   

時間も無くなって来たので、入口近くの4っのブースを見学しました。

  以前は、高山市郷土館として、市所蔵の歴史資料の展示を行っていたそうですが、

2011年に江戸時代の豪商・矢嶋家と永田家の土蔵を改築して

街並み観光の拠点としてリニューアルオープンしたものだそうです。  

飛騨の刀工の刀も展示されていました。

高山祭りは、春の日枝神社・山王祭と秋の桜山八幡・八幡祭が行われるそうですが、

そのきらびやかな屋台を見ると、いかに町民文化が栄えていたかがうかがえます。 

 屋台は、通常は屋台会館に展示されているそうです。

飛騨国分寺の木鶴大明神。   鎌倉後期の藤原宋安。   大工の始祖だそうです。

ここまでで時間切れ、入館料は無料ですが、展示品も充実しており、次はじっくり見てみたい所です。

ちょっとよりみち:

帰りには、先生お薦めの板蔵ラーメン工場によって、時間の都合で試食は出来ませんでしたが、

お目当てのラーメンを購入、さらに川瀬豆腐店によつて、豆腐のお買いもの、

ここでは味つきの御揚げが人気の様でした。 

  皆さん、たつぷりとお土産も仕入れて、時間も予定通りにマリオさんに到着。 

 楽しい思い出の一杯詰まった旅となりました。   

   
   
  目次へ・・・次ページ・・・・戻る