3/3
   
ちょっといっぷく:荒川ダム 

今日のお昼は、荒川ダムの脇にある民芸茶屋のだいこくやさんで頂く事になりました。 

 昇仙峡の周りはいよいよ紅葉のシーズンで食事の予約は出来ないとの事でしたが、

この日はちょうど空いていて全員無事に席につく事が出来ました。

  今日いただいたのは、オザラというザルウドンが人気の様でした。

   麺に腰があってなかなかのものでした。  

 食事が済んだ後は、店せの前の荒川ダムを見にいきました。 

  荒川ダムは、昭和61年に水害防止と水利用を目的として造られた多目的ダムだそうで、

山梨県営で維持されているそうです。   

 ダムは高さ88mのロックフィルダムで、石積みも見事でした。

暫しダムの眺めを堪能した後は、バスで奥昇仙峡へと向かいます。

奥昇仙峡:
 

ダムに架かる荒川大橋を渡ると、奥昇仙峡の紅葉が眼に飛び込んできます。 

   このあたりの紅葉がちょうど最盛期という所でしょうか、鮮やかな色どりの山の斜面が続きます。 

  橋を渡って少し行った所にある駐車場でバスを下りて、紅葉をみながら板敷渓谷まで行ってみる事になりました。 

 二つ目トンネル・中津森トンネルの手前の橋が、板敷渓谷でした。 

板敷渓谷:

橋の脇に、板敷渓谷へと下りる細い橋がかかっていました。 

 対岸には、最初の滝・白髪滝、落差25mが迎えてくれます。 

 板敷渓谷は6月の台風の大雨で一時立ち入り禁止になったそうですが、

木製橋の復旧工事が終わり入山が解除になったそうです。  

 滝の上には、水晶の採掘跡の様な穴がありました。

沢には新しい橋がかかっていました。

良く整備された道を行くと、やがて大滝が見えてきます。

大滝は落差30mの二段の滝です。   皆さん、思い切り腰を伸ばして滝を見上げます。

板敷渓谷の秋を堪能して、入口の橋まで戻りました。  バスは、ここまで迎えに来てくれました。

  先生が橋のたもとで、珍しい教材を見つけて待っておられました。 

 最後は横山先生の自然観察教室です。 コウヤボーキ。 

カタミドリカメムシ。 ミヤマカメムシの仲間かな?

カメノコテントウ。

 橋の所に大量のテントウムシが集まっていました。  

 テントウムシは集団で冬越しをするのだそうです。

先生は7種類ほど確認された様でした。  ナミテントウ。  ナナホシテントウ。

帰りりバスの中は、皆さんが背負ってきたテントウムシが一杯飛び回っていました。

最後は、韮崎のインターの近くにある双葉農の駅で、地元野菜のお買いものをして帰りました。

  帰りのバスの中からも、晴天の山々が眺める事の出来た、素晴らしい紅葉の旅となりました。

 
  目次へ・・・次ページ・・・・戻る