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オオイタドり。   先生によると、この辺りの植物は大柄なものが多いとか。

栂大門駅からは、71人乗りのロープウエイで標高1829mの自然園駅へと登ります。

  眼下には、オオシラビソが実を一杯付けているのが見られます。  

 数年に一度実を付けるそうですが、今年は当たり年だとか。

自然園駅では、ヤナギランがお出迎えです。  

 ここからは、ビジターセンターまでひと上り。

ミズバシヨウ湿原:標高1860m  

イワシヨウブ。  

 
イワイチョウ。

ビジターセンターの前で身支度を整えいよいよ出発です。 

 まだ雨の心配はなさそうです。

既に、ナナカマドの紅葉が始まっていました。  

そこで先生の自然観察教室はナナカマドから開講です。

本格的な紅葉は来月の半ば過ぎですが、すでに秋の気配が一杯です。

サラシナショウマ。        モウセンゴゲも赤味を増してきました。

オオバミゾホウズキ。      周りは暑いが、風穴の温度は5℃。 

 オオバタケシマラン。     サンカヨウ。

 既に、実物になつているのも色々あります。

ワタスゲ湿原:標高1870m  
  ワタスゲ。
キヌガサソウ。 オオレイジンソウ。
花も色々咲いています。 

 
ミソガワソウ。    コバノトンボソウ。

楠川からは登りになります。 
ちょっといっぷく:浮島湿原 標高1920m  
 

浮島湿原の入口に到着、11時。  朝食が早かったので、ちょっとお腹も空いてきました。 

 ここで、マリオさんで用意して下さった、トウモロコシをいただきながら一服という事でしたが、

休んでいるうちにすっかり腰も落ち着いて、早いが昼食もここで取ろうという事になりました。

  会長さんの背負って来られたビールと会員の方の背負って来られたモロキューを摘みに一杯やったら、

ここまで水も飲まずにやってきた体の隅々まで一気に浸み渡りました。

タテヤマアザミ。  ダイニチアザミ。

展望湿原:標高2010m
食事の後は、展望湿原まで行ってみる事になりました。 

マイヅルソウは花の咲いているものと、既に実を付けているものもありました。

銀名水を過ぎてちょっと登ると、湿原を見渡せる所に出ました。

モウセン池にやつて来た所で珍しいトンボを見かけました。   カオシロトンボ。  

 信州の高層湿原のあたりが南限になるトンボだそうです。   

 今回見かけた、生き物達。

 
 
   
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