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宝剣岳の眺めも最高です。

剣ケ池のあたりがちょうど見頃。  これから登る乗越浄土。
残っているナナカマドの葉も、こんな状態。

今年のカールの中の紅葉は、主役のナナカマドもダケカンバも紅葉の始まる前に葉が枯れて落ちたものも多い様で、

草紅葉主体のちょっと地味な紅葉となっていました。

素晴らしい、景色を眺めながらゆっくりと登ります。 

 いよいよ急になる八丁坂にかかった所で、小休止。        今日は登山客も多そうです。 

いよいよ最後の急坂を上ります。 

  皆さん、前回の横岳登山の感覚も残っている様で、元気いっぱいです。

カール上部の最後の急坂を上がると、乗越浄土に到着です。 

ちょっと時間があったので宝剣山荘まで遊びに行ってみました。                
乗越浄土:

宝剣岳・2931mは、江戸時代に下諏訪の行者・寂本によって開山されたものだそうですが、

その時使われた錫杖がまだ残っているとか、そのせいか昔は錫杖ケ嶽と呼ばれていたそうです。

  山荘の前には、2ケの開祖碑がありました。 

 穴が1ケあるので、最初は3ケの碑が建っていたのでしょうか。

乗越浄土へもどると、皆さん無事に到着しておられました。 

 皆さんまだ元気が残っておられる様で、急遽前岳まで行ってみる事になりました。

木曽駒の山頂には、木曽上松町にある駒ケ岳神社の奥の院があるそうで、

伊那を向いた神社と木曽を向いた神社の二つがあるそうです。  

木曽の駒ケ岳神社の祭神は、食の神・保食大神と豊受大神(女神)が祀られているそうです。  

木曽側の道の開祖は、江戸時代の御嶽開山の中興の祖である覚明行者によるものだそうです。

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