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ちょっといっぷく:北横岳山頂

今日の昼食は、北横岳の山頂でいただく事になりました。  

 まず到着した所で、会員の方が持参して下さった良く冷えたキューリを肴に冷たいビールを頂きました。  

 後は皆さん、日陰を求めて座り心地の良い所で、マリオさんで用意して下さったオニギリをほおばります。

食事の後は全員そろっての記念撮影。 

時々雲の切れ間から、蓼科山が顔をのぞかせます。  その向こうには、大河原ヒュッテの赤屋根も見えます。

ウスバキトンボ()

食事の最中にトンボの大群が通っていきました。  ここで先生にトンボの話をしてもらいます。 

 先ほどの大群は、アキアカネではなくウスバキトンボだそうで、大群を作って移動するのだそうです。 

 トンボが居る所は気温が18℃の所だそうで、下界も涼しくなつて18℃になると里へと下ってくるそうです。

何れも赤いのは雄の方だそうで、ウスバキトンボの羽は薄くて広く

、長期飛行にも耐えれる様になっているそうです。 
 
 雌の方は元気なのか、なかなか止まってくれませんでした。

七つ池:

最初の池。

 山頂にわかれをつげて、七つ池へと向かいます。  

 先ほど登った道を、北横岳ヒュッテまで戻ります。

ヒュッテの前を左に折れて、道をちょっと下ります。  

 池は、七つあるというのではなく、多いという意味だそうで、梅雨時にはさらに多くなるそうです。 

  大きいのは3ケぐらいで、良く道の整備されているのは2個の様です。

最初の池。  八ヶ岳で一番標高の高い池になるそうです。

風が静かに通りすぎます。   

先生が、産卵中のトンボを見つけました。

ウチワヤンマだそうで、2羽の空色の雄と1羽の緑の雌が飛んでいました。  雌が目の前でホバリング。

池を見学した後は、ふたたび急坂を坪庭へ向かって下ります。

今日は南八ヶ岳の山並みも雲の中。  眼下の坪庭も静かです。

坪庭は、一方通行。  周りの景色を楽しみながら、一周して山頂駅へと戻ります。

元気な若者達は、山麓駅まで歩いて下る事になりました。

ヤマトリカブト。

相変わらず、三アルプスは雲の中、南八ヶ岳も秋空にくっきりとはいきませんでした。

途中まで下った所で、皆さんの乗ったロープウエイに追い越されました。
ウサギギク。  

途中の高山植物園をちょっと見学。     ハナイカリ。

ではすでに皆さんお待ちかね。   冷たい西瓜をいただきました。

最後に先生から、シロツメグサとアカツメグサの葉の出方の違いを教えて頂き、

今日の自然観察教室も無事終了となりました。 

今日の歩いた距離は、166百歩。 

 下りにちょっと足に来た方もおられた様ですが、全員無事に帰還する事が出来ました。 

 帰る途中で、たでしな自由農園によって、皆さん今晩の野菜の調達。  

 今回の人気商品は、トウモロコシの様でした。

 
   
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