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第百十一回自然と歴史探訪[八ヶ岳池めぐり・北横岳と七つ池

 
 

坪庭:標高2200m

今日も快晴、暑い一日になりそうです。   

今回の予定は、当初は雨池に行ってトンボの大群を見ようという事だった様ですが、

横山先生の情報によると、この所の集中豪雨で、雨池の水かさが増えてしまい、池に近づくのも大変で、

また麦草峠からの道もぬかるという事で、急きょコースを変更、北横岳の七つ池を訪れる事になりました。 

 バスの中ら、これから訪れる、北横岳の説明をしていただきながら、ピラタスロープウェイ山麓駅へと向かいます。

  ピラタスはスイスにある山の名前から取ったものだそうで、登山列車も走る、アルプスの眺望コースにもなっている所だそうです。 

   ここの山麓駅からも日本の三アルプスの眺望が出来る様ですが、今日は何れも雲の中、

アルプスの眺望までは期待出来ませんでした。  

 バスは予定より早く、930分には山麓駅に到着しました。 

  まだ上の駐車場も空いておりましたが結構車も止まっています。

そんな皆さんもすでにロープウエイで上った後だった様で、待合室もガランとしていました。

 到着した時は、待合室も我々のメンバーだけでした。

100人乗りのロープウェイは、標高1771mの山麓駅から、2237m山頂駅まで、7分で運んでくれます。

身支度を整えて出発です。 

最初は、坪庭だけ予定された方も居られた様ですが、全員で横岳山頂へと向かいます。

山頂駅の近くに、横岳神社の御柱が見えます。  

神社は、昭和44年に、ロープウェイ事故防止と登山者の安全を願って、

大三島宮大山祇命と諏訪大社建御名方命を祀って建てられたものだそうです。

這松の坪庭をゆっくりと進みます。  ここにも秋の気配が。

三つ岳が見えてきました。  

 三つ岳へ出かけたのは、
29回の時ですから、もう5年ほど前になります。

坪庭を過ぎて、横岳の上りにかかる所で水分補給をして、亜高山帯の針葉樹林の道を上ります。 

 ここは這松帯の上にある針葉樹林という、ちょっと珍しい所です。

 

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