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宝松山西福寺:曹洞宗

次に向かったのは、もう少し先の下西条にある西福寺です。  

 旧中央本線・今は辰野支線の高架橋のトンネルを抜けた所にありました。  

道曲がっており、バスで入るのはちょっと難しそうな所をさすがプロ、するりと通り抜け中へと入ります。  

 通り抜けた所はすでに寺の境内にあたる様で、入り口から続く階段を登って山門へと向かいます。

 

 

西福寺は、武田信玄により開基された寺だそうです。 

 過去に二度の火災にあっているそうで、現在の建物も新しいものですが、

本堂は昔の面影を思わせる堂々とした造りでした。   

屋根には、武田菱と、曹洞宗の五三ノ桐等の寺紋が光っていました。

永代供養塔。  供養塔の釈迦三尊。(向かって左は文殊菩薩・右は普賢菩薩。) 

先生に、永代供養塔に描かれた、仏様の説明をしていただき、まずは御参りして境内を見学させてもらいます。

墓地の方へと登って行くと、素敵な庚申塔がありました。 

 ここらは、旧中仙道ぞいにあり何処かから運ばれてきたものでしょうか。  

 先生から彫刻の説明をしていただきます。  

申は猿であり、下に三猿を、その上は中央に青面金剛、

左右は鶏で一番上には月と太陽が描かれているそうです。  

墓地から続く裏山の散策路には、色んな植物がありました。 水芭蕉。

お庭も見せていただきました。

十三重の塔・十三の世界を表しているとか。

山を借景に、手入れの行き届いたすばらしいお庭でした。

  池泉は心をかたどったそうですが、こちらからでは良くわかりませんでした。

  池に張られた紐は、サギから鯉を守るためのものだそうです。

境内を一周して、最後に本堂に戻って、御参りして見学を終えました。

境内には色んな秋の花達が咲いていました。   ジイソブ。 

 
   
苔の花・一見花に見えます。
 
   

近くにブドウ狩りの出来る所があるという事で、先生の案内で滝之宮園さんにおじゃましました。

 ブドウ園は、キドワインのワイナリーの前にありました。 

  ブドウ狩りには、残念ながら1週間ほど早いとかでしたが、

ご主人が甘そうな所を選んで下さり、皆で試食させていだだきました。

  どうもご馳走さまでした。  

ここだけでは、お土産の買い物が少ないそうで、最後に帰り道にある、

小坂田公園の道の駅によって帰ることになりました。   

皆さん、この道の駅はあまりよった事が無い様で、どれがお目当てのお店やらと探しながら到着です。

 そこで、最後のお土産を調達して、無事に今日一日の日程の終了となりました。  

小坂田公園道の駅。   早くも御柱グッズがありました。

   
   
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