2/3

良くある阿弥陀三尊は、中尊が阿弥陀如来で、脇侍が観音菩薩と勢至菩薩だそうですが、

ここの三尊は脇侍が聖観音菩薩と地蔵菩薩という組み合わせで、珍しい組み合わせだそうです。

阿弥陀如来座像は、平安時代の後期に僧覚有と僧永範により造られたものだそうです。 

脇侍の聖観音・地蔵菩薩もやはり平安後期の作だそうですが、作風が忠尊とはちょっと違うそうで、

三尊としてつくられたのかもちょっと不明な所があるそうです。  

放光殿の阿弥陀三尊を十分堪能してからは、奥様に見送られ、隣の阿弥陀堂へと向かいます。

阿弥陀堂の脇には、ちょっと素朴なお地蔵様と三十三観音が並んでいました。

皆で、馬頭観世音を探します。

阿弥陀堂:町指定文化財
様が特別に阿弥陀堂の鍵を開けて下さり、中を見せていただける事になりました。  

阿弥陀堂の山額。   これも西光山と読めるのでしようか、ちょっとわかりません。

阿弥陀堂の山額。 堂内は結構広く、内陣と外陣に分かれた阿弥陀堂形式で造られ、

現在は不動明王と毘沙門天を本尊として、護摩堂として使用されているのだそうです。

左・毘沙門天。中央・不動明王。  
 
かっては、ここの中央には阿弥陀三尊が居られ、この不動明王と毘沙門天が脇侍として祀られていたそうです。

現在の阿弥陀堂は、江戸時代に漆戸加兵衛氏によって造られたものだそうで、

町の文化財にも指定されているそうです。

境内に立派な宝篋印塔がありました。  

江戸時代のもので、町の文化財にも指定されているそうです。

ここで先生に塔を守る四天王の説明をしていただきます。

 最後に、奥様に案内していただき本堂に上げていただきました。   

無量寺は、開創は鎌倉時代で、阿弥陀如来を守護する為に建てられた別当寺だそうです。 

 本尊は薬師如来。
   
  目次へ・・・次ページ・・・・戻る