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第九十三回自然と歴史探訪[箕輪無量寺と荒神山を訪ねて]

西光山無量寺:高野山真言宗

 

今日は生憎の雨、傘を片手の出発となりました。     

今日の訪問先は箕輪町にある無量寺さんです。   

 辰野を過ぎて県道19号を伊那に向かってしばらく行くと、箕輪町を示す看板があります。 

  さらに進むと左手に、無量寺さんを示す看板が出てきます。  

 そこを左折してちょっと行くと最初の山門が見えてきます。   

 バスはさらに上の駐車場へと向かいます。    

バスが駐車場に着くと、そこにはすでにお寺の奥様が我々を向かえて下さり、

さっそく宝物殿(放光殿) へと案内して下さいました。   

  そこには、先月御開帳があった様で、真新しい回向柱が立っていました。  

 放光殿には、国重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像を中心に、

昨年県宝にも指定された聖観音菩薩と地蔵菩薩の立像が並んでいました。  

   かって、ここ小河内地区は、蕗原荘と呼ばれた、藤原忠通、近衛家の荘園だったそうで、

藤原氏にまつわる荘園の有力者によって、藤原一族の氏寺として、阿弥陀堂が造られ、

そこに阿弥陀三尊として祀られたものではないかとされているそうです。 

  まずは先生の読経に合わせて一同おまいりします。   その後でじっくりと拝観させていただきます。 

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