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横山先生の自然観察教室:

ソヨゴ。

シイタテハ。 エルタテハというのも居るそうです。     

モンシロチョウは国産ではなくユーラシア大陸からやってきたそうです。

リュウキュウマメガキの方ではなくカキ渋にされるマメガキの方だそうです。

このあたりではサカキの代わりとしてソヨゴが使われるそうです。  

サカキの実は黒いそうです。

今日の昼食は、富士見へ向かう道の途中にある「山の幸」さんでいただくことになりました。

  バスを降りた所で、周りの山々の素晴らしい眺望に思わず足を止められました。

   入り口で暫し、景色を堪能した後で、奥の座敷に通していただき、

ちょっとお洒落な二段重の定食をいただきました。  

味も良好、皆さん十分に腹ごしらえも出来た様です。

 

北山の秋葉神社:  

午後からは、帰り道にある石仏を見ながら帰る事になりました。

 最初に訪れたのは、上古田の秋葉社です。

秋葉神社は元は静岡県の秋葉神社で、火之迦具土神を祀ったもので、火伏の神だそうです。

天気も良かったせいか、キアゲハの幼虫も出て来ました。 

 さっそく先生の教材になります。 

  幼虫は外敵から身を守るため、大きな目の模様があったり、

いよいよ危険となるとツノをだして悪臭をはなつそうです。

下古田の石仏群:  
道路脇に幾つかの石仏が並んでいました。     さっそくバスを降りて見学です。

道祖神も混じっていましたが、多いのは馬頭観世音です。 

 馬頭観世音は、江戸時代には中馬に関する信仰もあった様ですが、

時代が下ると農家の働き手の馬の無病息災や供養のために作られたそうです。

大泉山と小泉山:  

しばらく行くと、道の左右に小高い山が見えてきます。  

左下の大きな山が小泉山で、右上の小さい方が大泉山だそうです。  

 デーダラボッチが諏訪湖を埋めようと、八ヶ岳を削って運ぶ途中、天秤棒が折れてこぼれた土が、

それぞれの山となったのだそうです。

多留姫神社:  
多留姫神社。

大泉山の麓で、新しく出来た御作田バイパスの多留姫大橋の近くに多留姫文学の里がありました。

多留姫神社は、建御名方命の23番目の子供の垂比賣大神を祀ったものだそうでここらは、

地名も玉川字多留姫御前として残っているそうです。

神社の脇をぬけ、柳川の吊橋・柳影橋を渡って対岸へと向かいます。 

 柳影橋は昭和の中頃までは木造の吊橋だったそうです。

載酒亭。  

昭和の初めまで有った四阿を再建。

多留姫の滝。 おしどり隠しの滝とも言われているそうで、茅野市の名勝にも指定されているそうです。

ここには、明治から昭和の初めにかけての諏訪の文人達の歌碑が21個立っていました。 

  昔の文人達が、この景色を眺め、酒を楽しんだ気分を少しだけ味わうことが出来ました。

帰りは吊橋の下に架かる丸太橋を渡ります。   

昔は良く大水で流されたそうで、流れ橋というそうです。

明治の12俳仙の一人・老鼠堂永機の歌碑。見事に紅葉した木がありました。   コハウチワカエデだそうです。

ここは又藤の名所でもあったそうで、かっては大藤の木があったそうですが、

第二次大戦中に切り倒されてしまい、現在の木はその子孫だそうです。   

見事な黄色い紅葉もありました。

今日はあまり天気が良いという事で、霧ケ峰をまわって帰ろうということになりました。 

 まずは、途中の「たでしな自由農園」でお買い物を済ませます。

白樺湖から車山へと向かいます。

富士見台でバスを降りて、360度の眺望を楽しみます。   北アルプスも目の前です。

富士山も一日中姿を見せていました。

富士山を入れて記念撮影。

最後は、八島から大平へ下って黒い宝石をお土産に、中身の濃い一日を堪能し無事に旅を終えました。

 
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