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乙事諏訪神社:  

食後は乙事諏訪神社に行った事の無い人が多いという事で、最初に諏訪神社に訪れる事になりました。

実はここは、第四回のマリオ倶楽部で一度訪れているのですが、私もすっかり忘れていました。

入り口にあった、祠に入った道祖神。  ここには、幾つかありました。

神社でまず参拝。  乙事諏訪神社は、諏訪神社・神宮寺の神前建物を移築したものだそうで、

諏訪神社同様本殿を持たないものだそうです。  

現在、奥にある本殿は、昭和の火災の時に前に乙事・上社用として建てられた本殿、

片拝殿が焼けてしまったので、乙事・下社の本殿を移築したものだそうです。

建物は、鎌倉室町の手法が使われ、彫刻は桃山建築の豪華さを持つものだそうで、

かっては国宝にも指定されたそうですが、昭和266月の法律改正で国指定重要文化財になったそうです。

上社御射山神社:    

まずは、一番奥の大四御廬社に向かって参拝。

他の社には、石の小さな祠がありましたが、ここ子安社だけは何故か石が組まれていました。

今日最後の訪問先は、諏訪南インターの近くにある御射山神社です。

  ここは、諏訪大社上社の御狩場だそうで、八ヶ岳山麓の原山にあるせいか原山様とも

呼ばれているそうで、萱の穂で作った穂屋を作って神事を行ったそうですが、

今は2歳児の厄除けのお祭りとして、虚空蔵菩薩の化身のウナギを流すそうです。 

  又827日には、諏訪の蚊が皆ここにやって来て、諏訪から居なくなるとも言われているそうです。

境内の中央あたりに鳥居があり、その奥に石で囲まれた4っの社があります。 

 神功皇后社・子安社・伝大祝有員公社、一番奥が大四御廬社だそうです。 

 子安社は諏訪の御母神・高志沼河比売命が祀られているそうです。   

御射山社と神楽殿は、境内中央にありました。  左が御射山社、右が国常立命社です。

  ここ御射山神社の化仏は虚空蔵菩薩だそうで、これは万物に先駆けて出現した

国常立命の事だそうで、原山大明神とも呼ばれているそうです。

ちょっとよりみち  

帰りも、いろんな所に寄道して帰りました。  最初は、花場にあったニセアカシアの大木です。

 近年になって切られてしまったそうで、切り株だけが残っていました。  

再度下って、諏訪で一番太いと言われるカスミザクラを見に行きました。 

 こちらも半分枯れてしまった様で、太い主幹の上の方が切られていました。

信玄も休んだと言われる、休戸。  八ヶ岳が綺麗に見えました。  

 その先から、旧の甲州街道を通ってみる事になりました。

最後に寄ったのは、御射山神戸の一里塚です。  

西塚には380年は経っている大欅が残っていました。  

甲州街道では、こんな巨木が残っているのはここだけだそうです。 

榎の植わった東塚は、一度木が枯れてしまい、今育っているのは、明治初期に植えられたものだそうです。  

今回は、ぐるぐるとあちこち回ったので、頭の整理も大変そうです。 

富士見の皆さん良い天気と空気をありがとうございました。

 
 
   
 
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