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第六十七回自然と歴史探訪諏訪のお寺めぐり・三光寺

シラザレ・堺川の合戦場。

瀬沢の合戦場。

神戸八幡神社:

今日は絶好の散策日和、戸隠神社に御参りした後は、マリオ倶楽部も好天にめぐまれている様です。 

  今回はそんな秋空の下、三光寺と富士見の地を散策することになりました。    

 富士見は、ほとんどが以前は甲州のものだったそうですが、信玄の妹の禰々御料人が、

諏訪頼重に嫁ぐさい19の村を持参金として持ってきたものが入って今の富士見となったのだそうです。 

  そんな、諏訪も武田との戦は何回もあった様で、バスで国道20号を行きながら、

横山先生に途中の古戦場の話しをしていただきました。   

  最初に出てきたのは、茅野市木舟シラザレ山の合戦場で、信虎と頼満の戦いがあった所だそうで、

朝の神戸での戦いは諏訪軍が敗れ、夕方の堺川の戦いでは諏訪軍が勝利した所だそうです。   

 神戸を過ぎ、最初の目的地の三光寺の手前にある瀬沢では、頼重と信玄の戦があった所で、

ここでは信濃勢が大敗した所だそうです。   

そんな話を聞きながら、三光寺へ向かう途中、神戸に近づいた所で、神戸にはご利益のある道祖神が

あるという事で、急遽神戸の八幡社を訪れる事になりました。

神戸八幡社は、すずらんの里駅からの道が国道とぶつかる交差点を右折した坂の上にありました。 

 境内の社殿の脇には、樹齢390年とされる大欅が立っていました。  

木は町指定の天然記念物にも指定されているそうです。

神戸八幡は鍬形八幡とも言われていたそうで、祭神は応仁天皇だそうです。

  社殿は、左右に扉口があり、内陣は二室に分かれ、左は諏訪明神、右は八幡宮が祀られているそうです。

建物は、江戸中期に沢底村の棟梁加藤吉左衛門の作だそうで、町指定文化財にもなっているそうです。

お目当ての道祖神は、神社の左手にありました。   皆さん、さらなるご利益があります様お願いします。

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