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鹿島山三光寺:曹洞宗  

 

 

三光寺本堂。

今日は御住職が留守だとかで、堂内は見せていただけませんでしたが、境内のあちこちをみせてもらいました。

三光寺は、ここがまだ甲州領であった頃、武田信重が父信満のために建てたお寺が最初だそうで、

最初は真言宗のお寺で真如山満願寺と言ったそうです。 

 その後、曹洞宗のお寺となり、何度か移動と名前の変更があった様ですが、二代目の和尚の時に、

ここ鹿島山の麓に移り鹿島山三光寺となったそうです。  

その後、和尚が退く事件や火災にあったそうですが、元禄七年に諏訪頼水公により頼岳寺から和尚をまねき、

再開基したのだそうで、今は頼岳寺の末寺となっているそうです。

 納経塔・平成九年に造られたそうです。 

こちらの日月楼は昔鐘楼だったそうですが、今は日光、月光菩薩が祀られているそうです。

お庭も見せていただきました。

放生池に浮かぶ一葉観音。

一葉観音は、道元禅師の帰国の際、暴風を鎮めた観音様だそうです。

   
横山先生・自然観察教室。  
ナルコユリ。       ウラギンシジミ。

 朴の実に似ているが、朴葉が見当たりませんさて何の実かな。

前回教わったミヤマアカネ。 

 ウラギンシジミは暖地性の蝶だそうで、ここらでは大変珍しいものだそうです。
蔦木宿枡形:  

三光寺の駐車場の所は、ここは江戸から来た時の宿場の入り口()に当たる所の様です。 

 そういえば、来る時に民家の軒に屋号の入った看板を見ましたが、当時の宿場町を形成していたのでしょう。

岩窪諏訪神社:  

三光寺から国道へ出て、松木坂を小淵沢インターへと向かいます。 

 途中に、編笠山からころがって来た大きな岩のある場所があるということで、見に出かけました。 

  細い、私道の様な通りを曲がると、蛇の石像が迎えてくれました。 

 そこでバスを降りて、奥へ行くと神社が見えてきました。 

 神社の前には、石の積まれた水盤がありましたが、ここの水は枯れることが無いと言われているそうです。

神社は、諏訪神社でした。  岩窪諏訪神社だそうです。

   梶の葉は、足が四本、どうやら上社の流れをくむ様です。  

 ここは、山梨県だそうで、神社には御柱は有りませんでした。

神社の左の、大きな岩。 近くに、樹齢1000年の栂の大木が有りました。 山梨銘木百選に入るそうです。

巨石の所には幾つもの祠が置かれていました。   これは、諏訪神社より古いものでしょうか。

葛窪の中道口留番所跡。 小六石。

中道口留番所跡は、江戸時代に高島藩が穀物改めをした所だそうです。

小六石は、武田家の岡田小六が諏訪方の情報を集めて、この石の穴に入れて甲州方に渡したのだそうです。  

今日の昼飯は、富士見にある蕎麦どころの「にしむら」さんで、蕎麦懐石をいただきました。

  まずはビールで乾杯。   晴天で、ほてった喉に染渡ります。  

 最後は、冷たいアイスのデザートで締め。

   
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