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本堂。

武田信玄の信任が厚かった、天桂住職が植えたとされる松。 

 横山先生によると、根方もう三尺上がっていると、根張りも見れて一段と見栄えがしそうとの事でした。

本堂と庫裏は初代・立川和四郎の弟子の上原市蔵正房の作だそうです。

最近完成した帰錫庭・富楼那尊者。

熊野神社。  

神社へは、長い石段を登ります。 

この石段の石は、石の無い頃、高島城を造った日根野氏が寄進して下さったものだそうです。

石段は、最近一部は部落の人が修復したのだそうです。

石段を上った拝殿の前で、まずは北沢さんにご挨拶。 

北沢さんは小鳥の先生でもあるそうです。

本殿は、さらに一段上の新しい鞘堂に収められていました。  

堂の戸を開けていただき、中の本殿を見せていただきました。  

熊野神社は全国の峠の麓にあって、峠越の無事を祈願する為に造られたものだそうで、

このあたりは和田峠を越える下の諏訪の元だった所だそうです。  

後に温泉が出たりして、中心がそちらに移動していったのだそうです。

本殿は、大隈流の村田長左衛門の作だそうで、正面唐破風の一体のミノガメが特徴だそうです。 

 又、虹梁等に彫刻の少ないのは、強度等を配慮した大隈流の特徴でもあるそうです。

龍の彫り物は一度盗難に会ったそうですが、無事に手元に戻ったそうです。

ここの社紋も何故か、上社の梶の葉でした。

最後に皆さん神社にお参りしました。

神社境内を流れる岡谷の上堰。  中堰、下堰もあるそうです。 

今日のお昼は、マリオさんでの御馳走です。   

最初に横山先生に、貴重な鍋島焼きの皿を見せていただきそれをさかなに

美味しいワインでカンパイし、今日一日の楽しい締めとなりました。

鍋島焼きは、美しい白地(写真ではあまり良い色は出ませんでした。)と、櫛高台が特徴だそうです。

 
 
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