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白狐稲荷神社:  

次に向かったのが、白狐稲荷神社です。  

岩久保神社と同じ様にかなり山道を登るのかと思っていましたが、

こちらは一転中門橋を渡ってすぐの中洲の中にありました。   

ここは、高島城の用水の水源の地だそうですが、五穀豊穣を願って水源につくられたのでしょうか。

 

 

彫刻も諏訪一番の作ではないかと言われていたそうですが、作者の伊藤亀蔵が大隈流の

大工であった事がわかったのは、最近になってからだそうです。    

残念ながら、鞘堂の中はあまり良く見えませんでしたが、

向拝柱の虹梁の龍の彫刻、脇障子の彫刻がちょっと見えました。  

 素晴らしいのは、透かし彫りの波と鯉の彫刻だそうですが、こちらはあまり見えませんでした。

 

対岸に見える桑原城跡。  

 ここで先生に、諏訪頼重が武田信玄との戦いで敗れた時の様子をお話していただきました。

   その頃はまだここにはお稲荷さんはなく、白狐島と呼ばれていたそうです。

最後は皆さんここで御参りして今日の旅の終了ということですが、

お稲荷さんには神道系のお稲荷さんと、仏教系(真言密教の流れで豊川稲荷が有名)があるそうですが、

ここの祭神は倉稲魂神で伏見稲荷から勧講したのだそうで、ここは神道系だそうです。

   そのせいか、石の鳥居もありました。 

 狐ではなく、狛犬が番をしていましたが、これも神道系だからでしょうか。

   いずれにしろここでは、神社参拝の柏手ではなくそっと手を合わせる事になりました。

   
ちょっといっぷく・鶴峯公園    

日は天気も良いし、ちょうど鶴峯公園のつつじが見ごろとあって、

昼食はマリオさんで作っていただいたお弁当を持って、花見に出かけることになりました。  

今年は花付きも良いそうで、国道に面した所から花の波で一杯でした。

今日は平日なので、無事に場所も確保でき、シートを敷いて楽しい弁当タイムの始まりです。

ビールで乾杯の後は、会員の方が用意して下さった、お手製の草餅も出て、

最後はデザートまでいただきすっかり満腹になりました。 

素敵な花も十二分に堪能し、ちょっと眠くなって来た所で今日の旅もお開きになりました。

   
   
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