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しばらく坂道を上ると、仁王門が見えてきます。

素朴な感じの石の仁王様。    石造りはなかなか珍しいものだそうです。

岩久保観音は、諏訪藩最後の砦となった桑原城の鬼門除けとして、さらに後方の古岩久保にあったものを、

寛政5年に厨子と格天井を新築した観音堂に移築したものだそうです。   

さきほどの仁王門も、その時に移築されたものだそうです。 

 また、古岩久保は岩窟群のある、弥生時代からの霊地でもあった所だそうです。

再建された観音堂は、大隈流・柴宮長左衛裳門(春宮を造った)が棟梁となり

上桑原の大隈流の大工が力を合わせて建築したものだそうです。  

 海老虹梁の上り龍と下り龍が見事です。  

 その上にいる、尻尾に毛のある緑毛亀(ミノカメ)は逆を向いていました。 

  又堂内には、諏訪藩の梶の葉の紋のある幕が奥の厨子の前に張られていました。

   
   

境内・参道にも二十三夜講の石碑が沢山ありましたが、ここで先生に二十三夜講の復習をして戴きました。

  十十と書いて二十と読むそうです。

元気な皆さんはもう一上りして、通力不動様にもおまいりです。

   
境内に咲くエゾタンポポと(千本槍)センボンヤリ。

下り道も又石仏に送られての帰りです。     ちょっと気になった石仏。
   
   
   
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