■アナログ レコードプレーヤー風 CDプレーヤーの製作への道のり3

▼制御基板製作▼

CDを再生・ストップさせたり、アーム用モーターなどの動作を制御する部分の基板を作ります。


基本的な回路をパソコンで制作中〜


必要なパーツを用意して基板製作開始


部品配置に悩みながらも何とか半田付け完了

裏側はこんな感じ、結構シンプルな配線です


簡易的に配線して動作チェック・・・
残念ながら予定していた動作はしませんでした。

原因はフォトカプラらしいので
普通のフォトカプラからフォトモスリレーに変更


ケースに内蔵させる為に余計な部分をカット

裏側はこんな感じ


スタート・ストップ時のアーム移動の速度は問題無かったのですが
再生中に80分程度で内側までアームが移動する速度が
予定より早かったので小型リレーを追加して多少回路変更

リレーとトランジスタを追加したことで
ケースに収納できなくなったので多少再加工を・・

後から後から加工追加するので見た目が悪くなってます

▼本体ケースの加工続き▼

基板やモーターを隠すためのスペースを確保する為に、本体のケース下に枠を取付けます。


削って削って何とか出来上がっているケース上面


基板やモーターを固定する裏側

高さが揃った黒ベーク板の棒を使って
本体ケースに枠を作ります。

この枠を取付けることで本体が1cm程度高くなります。


接着剤で固定後にネジ止めや液晶パネル固定時の
邪魔にならないようにフライス盤で加工

こんな感じに1段ズレた固定方法になっています。
(写真は裏側から)

▼ディスク照明部分製作▼

本物のレコードプレーヤーには、レコード盤の有無検知用にセンサーが取付けられている機種がありますが、
それを真似て再生中にディスク表面を照明するパーツの製作をします。


トーンアームにも使ったアルミ棒を利用
(写真は既に必要な寸法に加工済)

ドリルを使って照明部分の穴あけと
配線を通す為の穴を加工しました。

こんな感じに照明部分はヤスリで楕円形に加工済


チップ白LEDを内蔵させて点灯実験
思った以上に高輝度で広範囲を照らしました。

試しに本体ケースに取付けて、ディスクに照明を・・・
メディアの色によって雰囲気が違って良いかもです。

▼ストロボ用の照明製作▼

レコードの33回転や45回転の回転速度をチェックする為のストロボ用の照明を作ります。
ただ、CDでは不要な部分なので、MP3やATRACかCDなのかフォーマットの違いでLEDの点灯を変化させる部分にします。


貰い物の透明アクリル板を加工します。


上の部分を斜めにしたいので刃物を斜めに固定して加工


透明なので見えづらいですが・・ 斜めに加工されています。

欲しい部分だけを更に切断して
2000番程度の耐水ペーパーで研磨

 

▼レコード盤風のCD−R製作・レコードジャケット風CD紙ケースの製作▼

「レコード盤風のCD−R製作」と「レコードジャケット風CD紙ケースの製作」は、
思ったより作業工程が多かったので違うページで紹介します。

「レコード盤風のCD−R製作&レコードジャケット風CD紙ケースの製作」のページはこちらです。
(同じページで「レーザーディスク(LD)ジャケット風DVD紙ケース」と「レーザーディスク風DVD−R製作」も紹介しています)

 

▼透明ケース製作▼

ヘッドシェルの次に作って見たかったダストカバー(透明ケース)を作ります。


加工が楽そうな「エンビ板」を今回は使いました。


ガラエポ(基板)カットに利用しているPCBカッターを
使ってエンビ板をカットします。


5枚にカットされたエンビ板、
全面部分は斜めになるように角度をつけてカットしました。

初めて使用する
塩ビ用の接着剤


接着剤の蒸発が早いらしく
注射針を使った接着方法みたいです。


マスキングテープを使って5枚の塩ビ板を固定

裏側から接着剤を流し込みます


接着作業は大変だと思っていたものの、意外と簡単に接着できました。

試しに本体と合体、レコードプレーヤーっぽくなってきましたねぇ〜


友人から貰ったと思われる「蝶番」
スプリング付きで丁度良いパーツでした
あと、透明なプラスチックネジを使います。

スプリングの方向が逆だったので
分解して変更しました。


蝶番が途中で止まるようにネジ山を
作ってネジをストッパーにしました


蝶番をネジ固定する為のネジ山を作ります。
多少強度補強する為に、
もう一枚塩ビ板を接着してあります。

綺麗に完成したネジ山
塩ビ板なのでヒビも入らず順調な作業です。


蝶番を取付けて透明ケースは完成です。


ネジ山を使ったことで裏側から見てもナットがありません
 


後側から見て左側の蝶番は
スプリングを取外ししています


右側の蝶番はスプリング+ストッパー付きです。


本体側に蝶番を固定する部分を黒ベーク板で作ります。

こんな感じのパーツが2個完成


接着剤を使って2個のパーツ固定

アップで見るとこんな感じ、
接着剤がはみ出ていますが、あとで研磨するので気にしません。


接着が乾いたので早速透明ケースを取付け
スプリングのお陰で好きな角度で止めることができます。

おぉ〜 本物っぽい感じになりました(自己満足中〜)

後日、塗装と組立て・配線をして完成??だと思います。
続きは「
アナログ レコードプレーヤー風 CDプレーヤーの製作への道のり4」で紹介します。

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